魅惑の極悪燃費車中古車編:2代目エルグランド3.5リッターV6搭載車
■10・15モード燃費:8.2km/L 最高出力240ps/最大トルク36.0kgm
2代目エルグランドは高級ラージミニバンのパイオニアとして大成功を収めた初代モデルから正常進化でフルモデルチェンジされた。
2代目エルグランドの魅力はインテリアでは厚みのあるシートやサイズの大きいダッシュボードに付くモニター、FR構造+V6エンジンなどによる高級感の高さである。
走りは3.5リッターV6エンジンが巨体なだけに迫力ある豪快な加速力を持つ点など、2代目エルグランドとの相性が非常にいいだけでなく、ハンドリングや乗り心地もサスペンションなどにうまく手を加えると大船に乗ったような快適性を得られる。
中古車価格は10万円台から、50万円以下でしばらく使えそうな物件がそれなりに流通しており、ほとんどの物件が100万円以下と好みに合えば面白い選択肢だ。
魅惑の極悪燃費車現行車編:ランドクルーザー200
■WLTCモード燃費:6.7km/L(ZX) 最高出力318ps/最大トルク46.9kgm
フルモデルチェンジ寸前となっているランドクルーザーはすでに生産を終了しており、新車での入手は絶望的になっている。
それでも4.6リッターV8エンジンをはじめとした高級感と悪路走破性のバランス、ランドクルーザーというステータスの高さといった魅力は全く色褪せていない。
次期モデルはV6のガソリンターボとディーゼルターボになるため、V8エンジン搭載のランドクルーザーが欲しいならリセールバリューの高さもあり、中古車でも買う価値は大きい。
ただリセールバリューの高さの裏返しとして盗難に遭いやすいクルマなので、盗難対策は念入りに行いたい。
魅惑の極悪燃費車現行車編:R35型GT-R
■WLTCモード燃費:7.8km/L 最高出力570ps/最大トルク65.0kgm
登場からもうすぐ14年となるGT-Rだが、未だフォロワー(後追い)がないスーパーカーとしては非常に高い実用性や4WDによる雪道への対応をはじめとしたマルチパフォーマンススーパーカーというコンセプト、サーキットからアウトバーンまでどこでも速い点などなど、数あるスーパーカーにおいて独自のポジションに君臨している。
燃費はカタログ発表値こそそれほど良くないが、空気抵抗の小ささやエンジンの燃焼温度を大幅に高めていることなどにより巡航ペースが速くなっても燃費の低下は少なく、動力性能やイメージからすると良好だ。
魅惑の極悪燃費車現行車編:レクサスLC500
■WLTCモード燃費:8.0km/L(ZX) 最高出力477ps/最大トルク55.1kgm
ラグジュアリークーペであるLCの大きな魅力は内外装の雰囲気、ボディカラーやインテリアカラーのバリエーションの多さなどにより、日本車離れしたラグジュアリークーペらしい贅沢さを持つことである。
LCのエンジンは5リッターV8と3.5リッターV6ハイブリッドの2つがあるが、こういったクルマだけにより似つかわしいのは前者(LC500)で、V8エンジンらしいフィーリングと、巡航中は静かながらエンジン始動時やアクセルを深く踏んだ際の豪快なサウンドはLCだけの魅力だ。
もしLC500を買うなら、より贅沢な雰囲気となるオープンのコンバーチブルがお勧めだ。
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