2021年4月の改良でヴェルファイアは1グレードだけに縮小された。いまやヴェルファイアの販売台数は兄弟車であるアルファードの10分の1以下で、2021年5月の販売台数は487台しか売れていない。
とはいえ、月500台程度は売れているのだから1グレードだけでも販売を継続するのもわからなくはない。が、代わりにアルファードを売ればいいようにも思える。
トヨタは今年3月末にプレミオ/アリオンやプリウスαを生産終了するなど、車種整理を進めている。それなのに、ここまで兄弟車のアルファードに比べて売れなくなったヴェルファイアを販売継続するのはなぜなのか?
新車販売事情に詳しいジャーナリストの小林敦志氏が解説する。
文/小林敦志
写真/トヨタ、一汽トヨタ、ベストカー編集部
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