■小排気量だけじゃない! 3L級大排気量ホットハッチ
軽量コンパクトな2ボックスボディにパワフルなエンジンを積むホットハッチは、年を追うごとに過激になっていく。大排気量エンジンを積むホットハッチも少なくない。
2002年、4代目ゴルフに「R32」と呼ばれるホットハッチが誕生した。
心臓は3.2LのV型6気筒DOHCで、パワフルすぎるから4WDとしている。売れゆき好調だったため、5代目にもR32が設定された。その後継が6代目で登場したゴルフRだが、こちらは2Lの4気筒ターボとなった。
フランスのルノーには3LのV6エンジンをミドマウントしたクリオRS・V6がある。
また、イタリアのアルファロメオも147にGTAを設定した。心臓は250osを生む3.2L V型6気筒DOHCだ。
(TEXT/片岡英明)
■2Lホットハッチパワーウォーズ!
ここ数年の2Lホットハッチ戦線では各メーカーともモアパワーを求め、しのぎを削っている状況だ。
そのなかでも、より一層過激なパワーを実現したのがメルセデス・ベンツ A45S 4マチック+であろう。
なにせA45Sの心臓部、2L直4ターボから生み出される馬力は脅威の421ps! ブースト圧もまた過激で、その値なんと2.1バール! その姿からは想像もつかないほどの怪力を得ているのだ。
その次にハイパワーホットハッチといえばシビックタイプRが挙がる。FFにも関わらず2L直4ターボで320psと侮れないパワーを生み出す。
そのほか、7代目ゴルフRの310psなどが存在する。
(TEXT/編集部)
■Honda eはホットハッチなのか?
試乗会の時は、体育館のような広大な室内に段ボールを積み重ねて迷路のようなコース設定だったのです。要するにRRでハンドル切れ角がハンパなく、小回り抜群だからそれを試してくださいと、狭く鋭角なコース設定でした。
そこでガンガンアクセル踏んだわけです。路面はツルツルでとても滑る! モーターだからアクセルコントロールがディレイしない。しかもクラッチのない直結だからダイレクト。
面白いほどテールスライドを楽しめる。しかも超狭いコース幅なのに正確にコントロールできる。
ホットハッチはFFだけじゃない。間違いなくHonda eは新世代ホットハッチです。
(TEXT/松田秀士)
■今でもフォードのホットハッチが買える!? エフエルシーに聞いてみた!
2016年にフォードが日本市場から撤退し早5年が経とうとしている。
フォードのホットハッチといえば、フィエスタやフォーカスといった人気モデルがあるが、実は国内にはフォードの新車がまだ買えるディーラーが存在するのだ。
旧フォード中部のエフエルシー株式会社では、関西に3拠点のフォード販売店を持ち、独自の仕入れルートを持つことで新車が買えるというのだ。
実際にエフエルシー株式会社に話を伺うと、確かにフィエスタやフォーカスの新車購入は可能だという。
しかし、個別オプションは受け付けておらず、色やグレードもある程度決まった中から選ぶことになるという。んー、それでも新車なら欲しいぞ!
(TEXT/編集部)
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