値上がり必至?? いま買ったら将来値上がりしそうな現行国産車3選


■値上がり必至の国産車その2:ホンダ現行NSX

現行型NSXは3.5L、V6ツインターボ+3モーターのハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドSH-AWD」を搭載。ポテンシャルは一級品だ
マイナーチェンジ前モデルはフロントグリルにメッキ加工が施されていたが、2019年以降発売モデルはボディ同色グリルに変更された

 続いてもホンダ車から現行NSXをピックアップした。

 すでに初代NSXの中古車相場は高騰しているが、ホンダのエンジン全廃宣言を受けてハイブリッドスポーツカーのNSXの中古車相場も高騰する可能性は高い。その理由として挙げられるのは、元々新車価格が高いため、生産台数が極端に少ないこと。

 現状、現行型NSXの中古車は人気が高いとは言えないが、これが需要と供給のバランスが崩れたときに一気に相場が高騰する要素となってしまうのだ。

 現在、現行型NSXの中古車の流通台数は約12台と非常に少ない。平均価格は約2192万円で、価格帯は2000万〜2499万円とレアさも手伝ってそれほど値落ちも進んでいない。

 値落ちする要素が今後も少ない一方で、ホンダのエンジン車全廃ということにより値上がりする要因は十分あるのだ。

 現在のところ、NSXがいつまで販売されるかわからないが、ファイナルバージョンが発売されれば人気が集中し、価格が高騰するのは容易に予想が付く。

■値上がり必至の国産車その3:日産スカイライン

2019年7月に実施されたマイナーチェンジで日産エンブレムが復活。フロントはVモーショングリル、リアは丸目4灯ランプに変更された

 奇しくもミッドシップスポーツカーが2台続いたが、3台目は日産スカイラインとした。一般的には「GT-R」と言いたいところだが、NSXに比べてれば約178台と高額車としては流通台数が豊富であるし、もしかすると次期型も発売される可能性が高い。

 しかしスカイラインは一部の情報では次期型の開発が凍結され、現行型が最後のスカイラインとなる可能性がある。

 スカイラインはそれぞれの世代にファンがいて、「新型だから購入する」という人も少なくない。しかし自分が長らく愛してきたスカイラインが無くなるということになれば、最終型はプレミアムモデルとなる可能性は高い。なかでも現行型スカイランで値上がりする可能性が高いのは、2019年9月のマイナーチェンジで設定された3L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載した3.0GT系と400Rだ。

スカイライン400Rに搭載される3L、V6ツインターボエンジンは最高出力400psを発生

 現在、この3LV6ツインターボエンジンを搭載した現行型スカイラインの中古車は約33台流通していて、価格帯は約325万〜約743万円となっている。

 特に400Rは約479万〜約743万円と値落ち幅が小さく、高値安定傾向となっている。

 しかし、本当に最後のスカイラインということになれば、高値安定傾向から相場高騰になる可能性は非常に高い。個人的には欲しい人が手が届く価格というのが中古車の魅力だが、様々な要因によって起こる価格の高騰は防ぎようがない。

 今後、加速するであろう電動化によってハイパワーエンジンを搭載したスポーツカーの中古車相場の高騰はもう珍しいことではなくなるのかもしれない。

【画像ギャラリー】将来値上がりしそうな現行の国産スポーツカー3選