■値上がり必至の国産車その3:日産スカイライン
奇しくもミッドシップスポーツカーが2台続いたが、3台目は日産スカイラインとした。一般的には「GT-R」と言いたいところだが、NSXに比べてれば約178台と高額車としては流通台数が豊富であるし、もしかすると次期型も発売される可能性が高い。
しかしスカイラインは一部の情報では次期型の開発が凍結され、現行型が最後のスカイラインとなる可能性がある。
スカイラインはそれぞれの世代にファンがいて、「新型だから購入する」という人も少なくない。しかし自分が長らく愛してきたスカイラインが無くなるということになれば、最終型はプレミアムモデルとなる可能性は高い。なかでも現行型スカイランで値上がりする可能性が高いのは、2019年9月のマイナーチェンジで設定された3L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載した3.0GT系と400Rだ。
現在、この3LV6ツインターボエンジンを搭載した現行型スカイラインの中古車は約33台流通していて、価格帯は約325万〜約743万円となっている。
特に400Rは約479万〜約743万円と値落ち幅が小さく、高値安定傾向となっている。
しかし、本当に最後のスカイラインということになれば、高値安定傾向から相場高騰になる可能性は非常に高い。個人的には欲しい人が手が届く価格というのが中古車の魅力だが、様々な要因によって起こる価格の高騰は防ぎようがない。
今後、加速するであろう電動化によってハイパワーエンジンを搭載したスポーツカーの中古車相場の高騰はもう珍しいことではなくなるのかもしれない。
コメント
コメントの使い方