2021年4月に開催された上海モーターショーで、RAV4ベースのクラウンクルーガーやミニバンのクラウンヴェルファイアが発表された。
「クラウン」の名を冠したこの2モデルがいずれもFF車であること、さらに一部の新聞報道もあったことで、「次期型クラウンはFF化か?」という噂が出ていることはすでにベストカー本誌のスクープでも取り上げている。
そうなると、現行型クラウンは最後のFR車ということになるのかもしれないのだ。TNGAの採用や6ライトウィンドウのスタイリッシュなデザインによって刷新された意欲作の現行型クラウンだが、新車セールスでは苦戦を強いられている。
国産高級セダンの代名詞で、セダン不振のなかでも販売台数が順調だったクラウンでさえも、ユーザーの「セダン離れ」にはもう持ちこたえられない状況となっているのかもしれない。そこで、2018年6月に登場し、3年目の初の車検サイクルを迎えた現行型クラウンの中古車事情を紹介する。
文/萩原文博
写真/TOYOTA、ベストカー編集部
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