メルセデスベンツGクラスはなぜ唯一無二の存在であり続けられるのか


■憧れの1台をその手に!!! Gクラス 中古車購入大作戦

 1990年代からクルマ好きの芸能人やスポーツ選手の愛車として、人気を誇っているのが、メルセデスベンツGクラス。その後どんなSUVが登場しても、人気に陰りのない無双状態となっている。そんなGクラスの中古車事情をチェックしてみる。

 1979年に登場した本格オフローダーのGクラスが、日本に本格導入されるようになったのは、1991年から。その後マイナーチェンジや一部改良を重ねて進化してきた。

1990~2018年モデル(タマ数…★★★★★/相場…250万~3380万円)

 2018年6月にフルモデルチェンジに匹敵する大幅改良を実施して登場したのが現行モデルで、新設計のラダーフレーム、サスペンション、9速化したATの採用など、変更は多岐にわたる。

 ステアリングは従来のボール&ナット形式から電動機械式ラック&ピニオンに変更などメニューは豊富だ。この結果、ラグジュアリー指向が強まり、オンロードでの乗り心地のよさを実現させた。

 現在、Gクラスの中古車は約453台流通していて、2018年の大幅改良前が約353台。中古車の平均価格は約913万円で、価格帯は約250万~約3380万円。高額モデルは、G500 4×42をはじめとする限定車の影響が大きい。

現行モデル(2018年~/タマ数…☆☆★★★/相場…1398万~2378万円

 一方、改良後の現行モデルの中古車の流通台数は約104台と少なくない。平均価格は約1398万~約2378万円とかなりクロスオーバーしている。

 中古車のグレード構成は、改良前では2015年の一部改良後のモデルで、ディーゼルターボを搭載したG350dが圧倒的なタマ数だ。

 同様に現行モデルでもG350dが圧倒的な流通台数を誇っており、年式問わずGクラスの中古車はG350dが狙い目と言えるだろう。

2013年にGクラスとしては23年ぶりにディーゼルを搭載。現行でも一番人気。中古車のタマ数も豊富でオススメ
Gクラスは限定モデルも豊富だ。2015年には50台限定で販売された刺激的な色の「クレイジーカラーリミテッド」を発売。名前も凄い!

(TEXT/萩原文博)


【番外コラム】Gクラスにまつわる「噂」

 Gクラスを欲しいと思っている人にとっては嫌な噂、「現在Gクラスは買えない」という噂について調査。

 コロナ禍、半導体部品の供給遅れはGクラスも例外ではなく、生産を大幅に絞っている状況が続いている。そのため正規モノの納期は最低1年、長ければ2年にもなっていて、特にディーゼルの納期が長いという。

 モノは来ないのに、オーダーだけが積み重なるのは得策ではない、ということで公式ホームページからGクラスのスペックが削除されたりもしている。

 じゃあ、買えないのか? と言えば答えはノーで、ディーラーでは予約は受け付けている。しかし、納車がいつになるかわからない、という販社にとってもまったく困った状況にあるという。

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