芸術品の軽自動車をどう生かす? EVに大きく舵を切るスズキの将来とは

■スズキとダイハツがトヨタの軽商用車プロジェクトCJPに参画

2021年7月21日、商用事業でのCASE技術富裕に向けたプロジェクトCJPにスズキ、ダイハツ工業が加わることが発表された。左からトヨタ自動車・豊田章男社長、ダイハツ工業・奥平総一郎社長、スズキ・鈴木俊宏社長、CJPT・中嶋裕樹社長
2021年7月21日、商用事業でのCASE技術富裕に向けたプロジェクトCJPにスズキ、ダイハツ工業が加わることが発表された。左からトヨタ自動車・豊田章男社長、ダイハツ工業・奥平総一郎社長、スズキ・鈴木俊宏社長、CJPT・中嶋裕樹社長

 そんな折、突如トヨタ主導の下、スズキはダイハツと軽商用車で提携すると発表! どうやらハイブリッド車はダイハツ担当。電気自動車についてはスズキ担当になるらしい。 

 ここで出てくるのがインド工場製のリン酸鉄リチウム電池だ。安価で寿命長いため軽商用車としては使い勝手がよい。

 中国製となれば安定供給ということで常に不安を抱えることになるものの、スズキがコントロールしているインド工場製なら安心できる。トヨタにとってもダイハツにとってもメリット大きい提携になることだろう。

 おそらくスズキは電気自動車の量産に向け、全開で走り始めていると思う。日本市場の電気自動車需要が増えるまでは軽自動車もハイブリッド人気になるだろうけれど、それについてはトヨタに近いダイハツ任せ。 スズキはその先の電気自動車を担当することになったと考えていい。2~3年すると様々な具体的な情報が出てくると思う。

【画像ギャラリー】ダイハツと軽商用車で協業!! 新たなスタートを切るスズキの中期経営計画

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