ランクル受注ストップ!? アウトランダー遂に登場! ほか国内最新情報10選

■日産アリア 通常グレードの発売は来年にずれ込む見通し?

 日産はSUVタイプ新型電気自動車アリアの特別仕様車のリミテッドをインターネット上で予約販売しています。最近までトータル4000台の申し込みがあり、好調なスタートを切っています。

 これらの車種の納車が終了するのは今年末あたりであり、通常のカタログモデルの発売は来年にずれ込む見通しです。

 特別仕様車のリミテッドの価格は諸費用込みで600万~650万円で、カタログモデルはこれより100万円安い550万円程度の設定となる見込みです。

日本専用の特別限定車となった「日産アリア limited」
日本専用の特別限定車となった「日産アリア limited」

■2022年の日産の新型注目車の最新動向

 次期型セレナは来秋9月の登場が有力になっています。スポーツ&上級グレードで3ナンバーサイズのハイウェイスターと5ナンバーサイズの標準モデルとのデザインの違いをより明確にして仕立てるようです。

 パワーユニットは2Lのマイルドハイブリッドとシリーズハイブリッドである、改良型1.2L e-POWERを搭載します。ハイウェイスターはe-POWERのみの設定で、シリーズ全体の80%の販売構成比とする方向で商品ラインアップを構築します。

昨年(2020年)8月に一部仕様向上を果たした現行型セレナ ハイウェイスターV
昨年(2020年)8月に一部仕様向上を果たした現行型セレナ ハイウェイスターV

■ホンダ、オデッセイを9月にも繰り上げて生産中止か?

 年内いっぱいで生産中止を公表しているオデッセイは予定を繰り上げ、9月いっぱいでオーダーストップする見通しになっています。これは生産枠を早めに消化しているためのようです。

 1~6月の登録実績は1万524台で前年同期に比べると115.7%増と急増しています。生産中止が明らかになり、今のうちに最終モデルを購入したいというユーザーが買い求めている状況のようです。

 月平均に換算すると1754台となり、ちょうどホンダカーズ店が月に1台販売している勘定であり、それでもメーカーとしては赤字になってしまうのです。

初代登場が1994年10月。ついに終売の時を迎える? ホンダ オデッセイ
初代登場が1994年10月。ついに終売の時を迎える? ホンダ オデッセイ

■ホンダの2022年における注目新型車の最新動向

 ホンダの2022年における注目新型車は次期型ステップワゴン、シャトルの後継モデル、シビックの追加グレードが挙げられます。

 シャトルの後継モデルは従来のステーションワゴンのコンセプトで世代交代するとは限らず、SUVとステーションワゴンをクロスオーバーさせたSUV的な仕立てで、新しいユーザーニーズを追求する可能性もあります。

2015年春の登場から実に6年もの月日が流れたステップワゴン。次期型が待ち遠しい!?(写真はモデューロX)
2015年春の登場から実に6年もの月日が流れたステップワゴン。次期型が待ち遠しい!?(写真はモデューロX)

■ダイハツ、タントに電子制御パーキングブレーキ装備車を設定

 ダイハツは近くマイナーチェンジを実施するタントに電子制御パーキングブレーキ装着車を設定する見込みです。軽乗用車にも採用車が増えていますが、まだまだ少数派。

 タントでダイハツ初の電動パーキングブレーキを採用することで、販売での劣勢を跳ね返す狙いがあります。

 進化したACCとのセットにも期待できます。

ダイハツ初の軽自動車用電動パーキングブレ ーキはタントに採用。ACCとの連動やブレーキホールドなど、メリットは大きい
ダイハツ初の軽自動車用電動パーキングブレ ーキはタントに採用。ACCとの連動やブレーキホールドなど、メリットは大きい

■日産 マイナーチェンジ後のリーフの納期が大幅に遅れている

 日産は4月19日にリーフをマイナーチェンジしましたが、7月下旬現在の納期は10月と、3カ月の空きが生じる状況になっています。半導体部品の供給遅れが要因となっています。

 今年1~6月の月間平均登録台数は667台(前年同期比35.3%の大幅マイナス)で、大部分はマイナーチェンジ前のモデルであり、改良型はまだほとんど売られていない状況です。

今年4月にマイナーチェンジを果たした日産リーフ。ボディカラーの追加・変更や車内装備の充実が図られ、上質感漂うスタイルに仕上られた新グレード「アーバンクロム」(写真)も追加されている
今年4月にマイナーチェンジを果たした日産リーフ。ボディカラーの追加・変更や車内装備の充実が図られ、上質感漂うスタイルに仕上られた新グレード「アーバンクロム」(写真)も追加されている

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