■トヨタの大人気ミニバンの最新動向
トヨタの2022年における注目新型車は次期型ノア/ヴォクシー、アルファードです。ノア/ヴォクシーは新年早々、後半の来秋はアルファードがそれぞれ、フルモデルチェンジして刷新されます。
ノア/ヴォクシーの次期型はエスクァイアのみが廃止となりそうです。
シリーズ全体としてはノアに一本化し、ヴォクシーはグレード名として3ナンバーのエアロボディのみを継続するようです。カタログはひとつの冊子にまとめられる可能性が大です。
ノアは従来どおり5&3ナンバーボディで世代交代します。1.8Lハイブリッドは2WDのほか4WDも設定し、シリーズ全体の80%以上の販売構成比でラインナップの主軸となる見込みです。
アルファード/ヴェルファイアは新型アルファードに一本化し、キープコンセプトながら、全高を若干引き下げ上級シフトします。
パワーユニットは2.5LガソリンNA&ハイブリッドで、ハイブリッドは現行モデルでは4WDのみとなっていますが、ユーザーのニーズに合わせ新型では2WDも設定し、ハイブリッドの販売構成比を70%以上へ引き上げることを目論んでいるようです。
■ダイハツが軽のマイルドハイブリッドを発売しない理由
ダイハツの開発本部筋によると、「ダイハツは軽自動車の電動化でモーターアシスト方式によるマイルドハイブリッド技術の実用化は選択肢としてない」と断言しています。
これを採用するとスズキや日産・三菱の後追いになるので得策ではない、といったスタンスによるもののようです。
有力なのはEV走行も可能なストロングハイブリッドです。ただし、技術的には可能であるものの、軽自動車にとって最も重要なコストの壁が現段階ではクリアできていないようなのです。
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