スカイラインは特別なクルマだ。日本のクルマ好きを惹きつけてやまない魅力が歴代モデルに脈々と受け継がれているからだろう。本企画を担当した編集部の2名も各々R30、R32&33を所有してきた。
複数台所有が難しい日本では一台のクルマに多くの要素が求められる。葬儀会場に乗りつけても悪目立ちせず、ゴルフバッグを飲み込んで快適にゴルフ場まで移動でき、時には峠を走る。もちろん普段の買い物にだって気軽に使えねばならない。スカイラインは常にそれらの要求に真面目に応えようとしてきた。
そんな日本人の暮らしに寄り添ってきた歴代スカイラインと日本の世相について、ここでは振り返ってみたい。
※本稿は2021年7月のものです
文/永田恵一 写真/日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2021年8月10日号
【画像ギャラリー】まさに「時代とともに駆け抜けた」超名門 日産スカイラインの系譜をギャラリーで見る
コメント
コメントの使い方