自動運転戦国時代!! 実走テスト 手放し運転が一番進んでいるのは…?

【番外コラム】教えて、直也さん!!

●「レジェンドのレベル3って、どんな場面で作動するの?」

 世界で唯一市販車でレベル3を実現したのがレジェンド。このレベル3こそが、運転の主体がドライバーからシステム側に渡され「自動運転」となる。高精細地図がカバーする範囲であることが大前提。そのうえで高速道路などの自動車専用道路であること。そして走行速度が30km/hを下回った状態で、前後に他車がいる、つまり渋滞中であることが作動の条件。インパネ内の表示がグリーンからブルーになったらハンズオフ可能。50km/h以上になると、レベル3状態は解除される。

オレンジのランプの点滅はハンズオフキャンセルの合図だ
オレンジのランプの点滅はハンズオフキャンセルの合図だ

●「MIRAIは、なぜレベル3を目指さなかったのでしょう?」

 そこがトヨタらしいところだとボクは思っている。実際ミライのアドバンスト・ドライブを体験すると、このままレベル3までやっちゃってもいいのでは? と思える完成度。でも、あえてトヨタは現時点では自動運転レベル3の機能は搭載せず、制限速度+15km/hまでのハンズオフ運転支援など、いわゆるレベル2+にとどめている。

 これは、事故のケースなどを考えると自動運転は時期尚早という判断があるのだろうが、それと同時に55万円高という、商品としてのコストパフォーマンスまで考慮しているところがさすがトヨタらしいところなのだ。

【画像ギャラリー】MIRAI レジェンド スカイラインと自動運転テストの様子をギャラリーでチェック!

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