新型ノートオーラ 発売3週間で早くも受注1万台突破の理由

今すぐノートファミリーにSUVを!!

先代モデルにはクロスオーバー風のC-Gearも設定されていたが、新型にはより本格派なSUVが欲しい
先代モデルにはクロスオーバー風のC-Gearも設定されていたが、新型にはより本格派なSUVが欲しい

 日産によると、ノートオーラの顧客は、50代が全体の約3割、40代以下も3割強と、幅広い年齢層から支持されており、コンパクトカーからの乗り換えではなく、セダン、ミニバン、SUVなどに乗っていた顧客が約半数を占めているそうだ。

 輸入車からの乗り換えの方も多く、既にプレミアムを味わってきた厳しい目をしたオーナーからも、認められているようだ。

 しかし、このノートオーラ含むノートが、国内登録車ランキングで独走を続けるヤリスファミリー(ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリス)に勝つことができるか、と問われると、それはやはり難しい。

 現状日産には、ヤリスクロスのような、コンパクトSUVが存在しない。キックスe-POWERがある!! と日産はいうのだろうが、キックスは、先代であるE12型ノートのSUVであり、上手く化粧直しはされてはいるが、どうしても「古さ」が目立つ。

 E13型ノートのSUV、しかも、某社の某クロスターのような、中途半端な「なんちゃってSUV」ではなく、ヤリスクロス程度にはちゃんとしたSUVが今すぐ欲しい。ヤリスを逆転することはなくとも、一矢報いるくらいには売れてくれることだろう。

 ノートオーラの出だしはとりあえず好調と、復活に向けて、着実に歩みを進める日産。今後の「ノートファミリー」の行方が楽しみだ。

【画像ギャラリー】日産ノートオーラ&ノートオーラNISMOの内外装をチェックする

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