■直近のオークションで落札された超高額車:フェラーリ275GTBロングノーズアロイクーペ/約8億6296万円
1962年式フェラーリ268SPスパイダーと同額の770万5000ドル(約8億6296万円で落札されたのが1966年式フェラーリ275GTBロングノーズアロイクーペで、計12台が作られたなかで11番目に製造された個体であるとのこと。
1967年のル・マン24時間レースや1969年のスパ・フランコルシャン1000kmレースなどでクラス優勝を果たした個体で、1960年代におけるフェラーリのレーシングモデルである。
日本車ではトヨタ2000GTが2013年に約1億2000万円で落札、以下LFAニュルブルクリンクパッケージが約1億1650万円、ワイルドスピードの劇中車の1台、オレンジの80スープラが約6100万円、スカイラインR34GT-R VスペックIIニュルが約6050万円といった具合だ。
……あまりにも浮世離れした話題であり、自分の経済力から考えると「無関係」にもほどがあるため、最後のほうは投げやりな記述になってしまったことをお詫びしたい。
とはいえ、生きていれば何が起こるかわからないのが人生というもの。こんな自分もひょっとしたら、何らかのビジネスを大当てして巨万の富を得る可能性も決してゼロではない。0.0001%ぐらいはあるはずなのだ(たぶん)。
もしもそんな日が来たならばこの記事を読み返し、「さて、どれにしようかな?」などと楽しく悩むことにしたい。そして聞かれてもいないのに勝手にお答えすると、個人的にはブガッティのラ・ヴォワチュール・ノワールが好みである。
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