■マツダ、来年投入の新型車でSKYACTIV-Xを拡大採用へ
マツダが誇る究極の内燃機関であるSKYACTIV-Xが岐路に立たされています。現時点では2L、4気筒で実用化し、マツダ3とマツダCX-30に搭載しています。
ところが両モデルともシリーズ全体の10%前後の販売構成比にとどまり苦戦しています。思ったより燃費がよくないのと、同クラスの2L NAに比べて約70万円も高いのがネックになっています。
今後は2Lの搭載車の拡大、1.5L 3気筒、さらに2.5L 4気筒を新たに開発し、将来的には全マツダ登録乗用車に展開することで、量産によるコストダウンを図る方針です。来年には2車種程度の搭載車を投入する方向で開発を進めている模様です。
■ダイハツタント好調 ロッキーハイブリッド販売は12月から
ダイハツが9月21日に発表・発売した改良型タントがまずは順調な滑り出しを見せています。今回はカスタムに電子制御式パーキングブレーキ装備車の設定や新色のターコイズブルーの追加などが好評のようです。
それにより受注が集中し、納期が来年に先送りになりそうな状況になっています。
いっぽう11月1日に発表されたロッキーハイブリッドの販売は12月からとなります。約1カ月ズレがあるのは半導体部品などの部品供給が遅れ、生産に支障が生じているためだと思われます。
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