5年モノあたりがちょうどいい!? 登場から改良に改良を重ねて「今が買い頃」なクルマ 10選

【番外コラム01】今はお薦めできない熟成車 3モデル

日産マーチ(2010年7月登場)
日産マーチ(2010年7月登場)

 発売から時間が経過した車種を選ぶ時に注意したいのは、今まで受けてきた改良の内容と現在の商品力だ。改良をあまり受けていないと、漫然と時間を過ごしたことになって商品力も向上しない。

 例えばマーチやレクサスCTは、改良は受けているが、積極的とはいい難い。また両車ともに現行型の発売から10年以上を経過しており、基本設計が古くなり過ぎた面もある。

レクサスCT(2011年1月登場)
レクサスCT(2011年1月登場)

 逆に毎年のように手を加えていれば、欠点も改善されて熟成度が高まる。新型車と同等か、それ以上に魅力を維持している車種もある。

 ただしフルモデルチェンジが近付いた時には注意したい。

 例えばヴォクシー/ノアは、2022年1月13日に次期型を正式発売する。現行型も熟成が進んだが、次期型では渋滞時支援機能を備えた全車速追従型クルーズコントロール、プロアクティブドライビングアシストなどの新機能が加わる。安全性が大幅に充実するので、次期型を買いたい。

トヨタノア/ヴォクシー(2014年1月登場)
トヨタノア/ヴォクシー(2014年1月登場)

【番外コラム02】300万円以下インポートカー熟成車ナンバー1はミニ3ドア!

BMW ミニ3ドア
BMW ミニ3ドア

 熟成度で注目されるのがミニだ。フルモデルチェンジを行っても外観やサイズはあまり変えず、なおかつ細かな改良を頻繁に実施している。

 機敏な運転感覚を一貫して保ちながら、時間の経過に伴って走行安定性と乗り心地を向上させてきた。ミニだけを乗り継ぐユーザーも多い。

【画像ギャラリー】この5年で最高の出来。豊潤な運転感覚と乗り心地……ワインのように熟成された「今が買い頃」10選(13枚)画像ギャラリー

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