■クルマのライトも年々賢くなっている!?
というわけで、義務化されたオートライトを装備しているクルマに関しては、ライトのことはほとんどオートライト機能にお任せのままでOKだ。
しかし、旧タイプのオートライトのクルマは、つねに「AUTO」の位置に合せておくようにして、なおかつ時々きちんとスイッチの位置を確認することを忘れずに(何かの拍子にOFFにして、そのままになっている人も意外に多い)。
またライトのスイッチが手動オンリーという人は、すれ違うクルマのヘッドライトが点灯しはじめたら、自分だけ出遅れないように早め点灯を心がけよう。(オートライトの後付けも可能)
さらに最近では「オートハイビーム」を装着しているクルマも増えてきている。「オートハイビーム」は、先行車や対向車のライトを認識し、ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜道の視界を確保する機能。
JAFのテストでは、対向車がいた場合、約750m手前でハイビームからロービームに切り替わり、先行車の場合は、約580m~670m手前でハイビームからロービームに切り替わったというデータがある。
また、対向車とのすれ違い後は、1秒台~3秒台の短時間でロービームからハイビームに切り替わるので、なかなか重宝するシステムで、これから普及が望まれる。
トヨタ車では、アクア、カローラ、ヤリス、アルファード、ヴォクシィ、プリウス、クラウン、ハリアー、C-HR、RAV4、ノアなど、すでに多くの車種に自動ハイビームが採用されている。
一方で、オートハイビームは「パッシングしていると思われるかも」とか「あおり運転に間違えられたら……」と気にする人が一部にはいるとのこと!?
車種にもよるが、一応オートハイビームはOFFにもできる。(例えば、エンジンをかけてライトのスイッチを「AUTO」にし、パッシングレバーを引き続ける。詳しくは取扱説明書を確認)
ただ基本的にはすぐれたシステムなので、オートライトと合せ、「オートハイビーム」も積極的に活用することをおすすめしたい。
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