どこで買っても一緒じゃない!! ディーラーのタイヤなぜ高い

■ディーラーでお得にタイヤを買う方法

セールを利用するなど、ディーラータイヤでも量販店と変わらない価格で購入する方法はある(sumire8@Adobe Stock)
セールを利用するなど、ディーラータイヤでも量販店と変わらない価格で購入する方法はある(sumire8@Adobe Stock)

 OEタイヤを買う以外にも、ディーラーでタイヤを買う意味はある。ここでは量販店で購入するよりも、お得になる可能性がある、ディーラーでのタイヤ購入方法を紹介しよう。

 まず、純正アルミホイールセットを購入する方法だ。

 積雪地では、当たり前に装着されるスタッドレスタイヤ。ホイールには社外アルミホイールやスチールホイールを選ぶのがメジャーだが、中にはスタッドレスタイヤも純正アルミホイールで履きたいというユーザーもいる。特に高価格帯のクルマであればあるほど、その需要は高くなる。

 こうした需要に応えるため、一部販売店ではスタッドレスタイヤの純正ホイールセットを、数量限定で販売している。純正アルミホイールとセットなので、相応の値段はするが、純正アルミホイールとタイヤをそれぞれ単品で購入するより安い。

 このセット販売は、部品共販店がまとめてタイヤを発注するため、仕入れ値が安くなる傾向がある。スタッドレスタイヤと純正ホイールが欲しいというユーザーには、是非検討して欲しい商品だ。

 また、タイヤ販売の特別フェアを狙う方法もある。ディーラーは、ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップなど、近隣にあるタイヤショップと仲良くなると、部品共販店を通さずに、直接そのお店からタイヤを仕入れることも珍しくない。

 こうしたディーラーでは、タイヤシーズンになると、特定ブランドのタイヤでフェアを行うことがある。量販店と変わらぬ価格、場合によっては量販店より安く、ディーラーでタイヤを購入することが可能だ。

 普通に購入すれば、やはりディーラーのタイヤは高い。しかし、特別セットや季節ごとフェアなどを上手に利用すると、量販店と変わらぬ価格でタイヤを購入することもできるだろう。

 クルマの安全を支えるタイヤ。できれば普段整備しているディーラーで見繕ってもらうほうが、ユーザーにとって安心の材料になるかもしれない。お得な機会を使いながら、ディーラーでタイヤ選びをしてほしい。

【画像ギャラリー】この値段には理由がある!! ちょっと高いけど魅力的なディーラー販売タイヤの世界(7枚)画像ギャラリー

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