■ホンダ シビックタイプR Limited Edition
続いてはニューモデルが2022年に発売予定のホンダシビックタイプR。
2017年に登場した現行モデルのファイナルバージョンとしてシビックタイプR Limited Editionが2020年11月に限定200台で販売された。
Limited Editionは専用ボディカラーのサンライトイエローIIを纏い、徹底した軽量化を施し標準車から−20kgを実現。
そして専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに向上させたモデルだ。
主なメニューは、アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティングをはじめ、Limited Edition専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用し、バネ下重量を軽量化。
そして、サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップタイヤのミシュランパイロットスポーツCup2を採用。車両本体価格は550万円と標準車より74万8000円高だった。
一時Limited Editionはオークションで1600万円という価格で落札されていたが、夏頃には1100万円付近で落ち着きを見せ始めた。
現在、Limited Editionの中古車はわずか1台しか流通しておらず、価格は1300万円。
標準モデルでも走行距離の少ない中古車では1000万オーバーの車もあるので、Limited Editionの中古車は1000万円を切ることはなさそうだ。
したがって新車時価格の2倍というプライスとなっている。
■スバル WRX STI「EJ20 Final Edition」
ティザー広告が始まり、まもなくニューモデルが日本市場にも正式導入される予定のスバルWRX。
2014年から販売された先代WRXの最終モデルは、2019年10月に限定555台のWRX STI特別仕様車「EJ20 Final Edition」が発表された。
この「EJ20 Final Edition」は、2019年度末に生産終了を予定しているEJ20型2L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したスペシャルなモデルに仕立てられている。
ベース車はWRX STI タイプSで搭載するEJ20型エンジンは、ピストンをはじめ、コンロッド、クランクシャフトなど回転系パーツの重量公差・回転バランス公差を低減したバランスドエンジンを採用。
さらにバランスドクラッチカバー&フライホイールの採用により、高回転域まで吹け上がる気持ち良いエンジンフィーリングにさらに磨きを掛けているのが特長。
外観は、かつて世界ラリー選手権(WRC)で活躍したマシンを彷彿させるゴールド塗装のBBS19インチ鍛造アルミホイールを装着。
フロントグリルやリアバンパーには、STIのコーポレートカラーであるチェリーレッドのアクセントを採用している。
インテリアは、握り心地の良いウルトラスエード巻ステアリングホイールやシルバーのフロント・リア左右3点式ELRシートベルトをはじめ、シルバーステッチのシフトブーツ、艶消しカーボン調のインパネ加飾パネルなどスポーティな演出が施されている。
車両本体価格は標準車の「EJ20 Final Edition」が452万1000円。
レカロ社製フロントシートやアドバンスドセイフティパッケージを装着した「EJ20 Final Edition FULL PACKAGE」は485万1000円で発売された。
現在、WRX STI EJ20 Final Editionの中古車は5台流通していて、価格帯は約660万〜約715万円と新車時価格の約1.5倍となっている。
この価格帯だとSTIのコンプリートカーS208やS207と同じ価格帯なので、どちらを選ぶか悩みどころだ。
コメント
コメントの使い方俺に力があったら、旧車を投資対象にする奴全員殺してやるのに…インモラル極まりない車文化になってしまったようだ。今持っている人は末永くお幸せにいてほしい。が、それ以外の人においてはもう世の末のようだ。こんなはずではなかったと悔やんでも、後戻りできなくて絶望が目を覆うばかりだ。