実はテスラより上!? 国産メーカーの自動運転 どう違う? 「運転手主体」の裏にある安全と哲学

実はテスラより上!? 国産メーカーの自動運転 どう違う? 「運転手主体」の裏にある安全と哲学

 日本の自動車メーカーはEVへの対応が遅れている、という評価を海外発の報道で目にすることが多い。それと同じ傾向に見られているのが、自動運転への取り組みだ。

 そもそも自動車メーカーは自動運転というシステムを実現するのは、ずっと先のことだと予測していた。それをGoogleが突如、自動運転車を開発するプロジェクトをブチ上げ、自動車業界への参入を表明してから、様相は一変した。そこからの自動車メーカーとIT企業、自動運転ベンチャーの開発競争はご存じだろう。

 今や量産車の多くがACC(先行車追従型クルーズコントロール)とLKS(車線逸脱防止支援システム)を組み合わせることで、SAE(米国自動車技術会)が制定したレベル1の高度運転支援システムとして、ドライバーの運転をアシストしてくれるようになった。

 ホンダが世界初のレベル3自動運転を実現しているが、100台だけのリース販売と非常に限定的だ。中国や米国ではレベル4の公道実験がバンバン行なわれているのに対し、日本では東京の湾岸地域で実証実験を行っている程度。

 このままでは世界から取り残されてしまうのでは、と不安を感じている人も少なくないだろう。そこで各メーカーの技術レベルと自動運転に対する姿勢をここで解説しておきたい。

文/高根英幸、写真/トヨタ自動車

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