「運転技能検査」(実車試験)が、いよいよ2022年5月13日から開始される。
検査は免許更新を希望する75歳以上の高齢ドライバーかつ、起点日(免許有効期限の直近の誕生日から160日前)から過去3年間に信号無視や速度違反、横断歩道での歩行者妨害などの違反歴がある場合、受検しなければならない。
受検場所は教習所や運転免許センターだ。検査は免許有効期限の6カ月前から何回でも受検が可能で、実際にクルマを運転し、運転技能をチェックする。合格すれば認知機能検査や高齢者講習を経て免許更新が可能になる。
また、自動ブレーキなどの安全装置を備えるサポカーの限定免許制度も、今年5月13日に開始する予定だ。申請があれば、免許はその日のうちに交付される。ただ、限定免許でサポカー以外のクルマを運転した場合は違反点数2点が加算されるので、要注意ということになるのだが……。
文/諸星陽一
写真/AdobeStock、トビラ画像:viaduct_k@AdobeStock
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