2021年はホンダにとって激動の年だった。F1でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが30年ぶりの栄冠をつかみ、国産メーカーのなかでいち早くフルEV化へのロードマップを示した。
そのいっぽうで、2021年末でオデッセイ、レジェンド、クラリティの生産が終了となった。2022年もS660の3月生産終了はすでにアナウンスされているが、年度内にCR-V、インサイト、シャトルの生産終了が明らかとなり、この2年間で9車種がラインアップから消えることとなる。
なかでも現在のミニバンブームの火付け役となったオデッセイは、2020年11月にビッグマイナーチェンジを行ったばかり。またフルモデルチェンジを行えば一定数の販売台数が見込めたはずだ。
そこで、ここでは最終モデルとなった5代目オデッセイの最新の中古車事情に迫ってみる。
文/萩原文博、写真/HONDA
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