■果たして日本導入はあるのか?
北米市場では、ハイランダーや4ランナー(※和名:ハイラックサーフの後継)などの海外向けモデルを含め、多くのトヨタSUVが導入されている。そのなかには、ランクル200も含まれていたが、フルモデルチェンジモデルとなるランクル300は、北米市場には導入されていない。
すでに世界的なランクル人気による供給問題に加え、北米では、あまりランクル人気が高くない背景があるようだ。新セコイアでは、フラッグシップグレード「キャップストーン」が新設定されているが、トヨタの高級SUVのニーズも、セコイアが担うことになるようだ。
ただ、マルチリンクリアサスペンションやハイブリッドエンジンなどの違いが示すように、キャラクターの差も明確にあり、ランクルまでのヘビーデューティは求めず、快適性とオールマイティな走行性能を与えた大型SUVに仕上げられているようだ。
この点は、より生活に密接にSUVがかかわってきたアメリカらしい文化といえよう。
よりクールな装いとなっただけに日本でも購入したいという人もいるだろうが、現行型を含め、並行輸入されたセコイアやタンドラが存在し、マリンスポーツ愛好家などに愛用されているが、あまりにもボディサイズが大きいため、正規導入された実績はなく、残念ながら今後も期待するのは難しいのが現実だ。
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