■日産 セレナ(4913台/月)
●おすすめの買い方…セレナe-POWERハイウェイスターVでは、残価設定ローンを使うと有利。販売促進の目的もあり、3年後の残価率を62%まで引き上げた。一般的には40〜48%だから、価格が高い割に、月々の返済額を少なく抑えられる。セレナは、今年9〜10月に次期型へ刷新される。そうなると現行型は売却時の価値が下がる可能性もあるが、残価率の高い残価設定ローンを利用すると、資産価値を高く維持できるメリットも生じる。その一方で次期型は、不満が伴うプロパイロットの制御などを改善して、e-POWERの動力性能と燃費を向上させるはず。次期型を待つ方法もある。(渡辺陽一郎)
●おすすめグレード…販売比率が高いのは、加速が滑らかで力強く、燃料消費量も抑えられるe-POWERだ。グレードはe-POWERハイウェイスターVを選ぶ。人気の高いプロパイロット、LEDヘッドランプ、3列目シートのスライド機能などを装着して価格は割安だ。予算に応じて、2LマイルドハイブリッドのハイウェイスターVも検討する。
■日産 セレナ(2016年8月発売開始)
・価格帯:257万6200〜419万2100円
・全長×全幅×全高:4770×1740×1865mm
・重量:1740kg
・最小回転半径:5.5m
・エンジン:1.2L、直3(84ps/10.5kgm)+モーター(136ps/32.6kgm)
・WLTCモード燃費:18.0km/L
・おすすめグレードの価格:358万2700円
■人気No.1グレード:e-POWERハイウェイスターV
■値引き目標額:28万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点)
■トヨタ シエンタ(4817台/月)
●おすすめの買い方…リセールバリューの高いハイブリッドと、車両本体価格が安く手頃なガソリンモデル。それぞれで、買い方を変えるのがベターだろう。ハイブリッドは残価設定ローンでOK、ガソリンはおおよその使用期間が決まっていれば、KINTOを使いたい。(佐々木 亘)
●おすすめグレード…低価格が特徴のミニバンだから、実用装備を充実させて割安なノーマルエンジンのG。
■トヨタ シエンタ(2015年7月発売開始)
・価格帯:181万8500〜258万円
・全長×全幅×全高:4260×1695×1675mm
・重量:1320kg
・最小回転半径:5.2m
・エンジン:1.5L、直4(109ps/13.9kgm)
・WLTCモード燃費17.0km/L
・おすすめグレードの価格:185万9200円
■人気No.1グレード:G
■値引き目標額:24万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点の予測)
■ホンダ フリード(4604台/月)
●おすすめの買い方…残価設定型クレジットがいいだろう。生活環境の変化に対応しやすく乗り換えも楽だ。気が変われば、無理に乗り換えず、買い切りを選択して乗り続ける選択ができることもこのクルマの魅力。リセールが期待しにくいから、残価保証タイプが安心。(木村俊之)
●おすすめグレード…両側スライドドアの電動機能やLEDヘッドランプを標準装着したGが買い得だ。
■ホンダ フリード(2016年9月発売開始)
・価格帯:199万7600〜327万8000円
・全長×全幅×全高:4265×1695×1710mm
・重量:1350kg
・最小回転半径:5.2m
・エンジン:1.5L、直4(129ps/15.6kgm)
・WLTCモード燃費:19.0km/L
・おすすめグレードの価格:216万400円
■人気No.1グレード:G ホンダセンシング
■値引き目標額:25万円
■納期:約2カ月待ち(2022年1月時点の予測)
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