■カッコイイと思うGTOに31年間、毎日乗れる喜び(安藤一弘さん/三菱 GTOツインターボ 1991年式/所有年数 約31年)
■DATA
・オーナー:安藤一弘さん(会社員/埼玉県)
・モデル:三菱GTOツインターボ 1991年式
・購入時期:1991年(所有年数:約31年)
・購入時の走行距離:新車で購入
・現在の走行距離:約57万4000km
・購入時の金額:約399万円
・現在の中古車相場価格:約88万〜約458万円
リトラクタブルヘッドライトのGTОとは31年の付き合いになる安藤さん。
「念願だったGTОを手に入れて31年。カッコイイこのクルマに今でも毎日乗れる喜びと幸運を噛みしめる日々です」
GTОオーナーだと実感する瞬間について、「アクセルペダルを踏んでいる時ですね。特に2速、3速の加速を楽しむ瞬間は最高!」と語る。
忘れられないエピソードは、「数年前まで、往復1650kmのロングドライブを日帰りでしていたことです(最近は体力的に厳しいので1日半くらいで往復)」
その一方で長い付き合いのなかで最も困ることについて
「やはり部品の入手ですね。毎年どこかしら壊れますから。でも、オーナーズクラブの仲間や知人から情報提供してもらい探します。場合によっては譲ってもらうことも。どうしても無理な時は他年式の部品に変更・流用・アレンジして対処しています」
GTОを手放そうと考えたことはないのか?
「ありません! 一度もほかのクルマに浮気したり、乗り換えようと思ったことがないんです。乗り続けられるうちは一緒に走りたいです!」
というほど安藤さんにとってGTОは離れがたい存在のようで、これまでGTОで約57万kmを走破。エンジンは2基目、ミッションが3基目、クラッチを5回交換してもまだまだ現役! 100万kmを目指して歩んでいただきたい!
●私の愉悦:31年間、カッコイイクルマに毎日乗れる
●私の苦悩:純正部品が手に入りにくくなっている点
■10代・20代をともに過ごした一生モノのトレノ(尾形 隼さん/トヨタ スプリンタートレノGT-V改 1986年式/所有年数 11年)
■DATA
・オーナー:尾形隼さん(会社員/埼玉県)
・モデル:トヨタスプリンタートレノ GT-V改 1986年式
・購入時期:2010年(所有年数:11年)
・購入時の走行距離:約23万1000km
・現在の走行距離:約30万km
・購入時の金額:約120万円(車検2年付き)
・現在の中古車相場価格:約290万〜約590万円
人生初の愛車がこのトレノという尾形さん。青春時代を駆け抜けてきた相棒。
「生産から30年以上経った現在でもアフターパーツが豊富で、さらに純正部品が復刻されたこともオーナーとしてうれしいです!」
オーナーであることを実感する瞬間にも愛情いっぱい。
「ボディカバーを外してトレノを眺めた時、このクルマのオーナーなんだな……と」
まずトレノとの忘れられないエピソードについて、
「2015年に富士スピードウェイで開催された86のイベントで愛車自慢コンテストに愛車をエントリー、土屋圭市さんに最優秀賞に選んでいただいたこと。その翌年、初めてWebメディアの取材をしてもらったことです」
と、語ってくれた。
トレノを所有するうえで困ることはないのだろうか?
「ボディが錆びやすく、内装が劣化しやすいことです。そのためなるべく洗車せず、保管時にサンシェードとボディーカバーで劣化を防ぐ努力をしています。
それと復刻されていない部品は新品の入手が年々厳しくなっていますし、高騰も著しいです。付き合いのあるクルマ屋さんに相談して対処していますが、前後バンパーカバー、ダッシュボード、リトラクタブルモーター及びリレー、ドアサイドモールなどの復刻を願っています」
これまで手放そうと思ったことはないのだろうか?
「箱替えを考えたことはありましたが、このトレノに愛着があるのでやめました。このトレノは一生モノで、ガソリン車に乗れなくなるまで走り続けたいです」
人生初の愛車が一生モノ。尾形さんとトレノのカーライフは夢半ばなのかもしれない。
●私の愉悦:ボディカバーを外してクルマを眺めた瞬間
●私の苦悩:このトレノより欲しいクルマが見つからない
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