2050年のカーボンニュートラルにむけて、国内外問わずさまざまな自動車メーカーから電気自動車(以下、EV)の開発と販売が行われている。
2022年中には、トヨタ、日産、三菱などの国内メーカーがEVの販売を予定している。いっぽう、電力供給不足、インフラ整備等でまだ多くの問題を抱えている。そのなかでも、注目視されている問題のひとつが、EV普及後の雇用である。
この問題に対して、日産のEV事業をひも解きつつ、雇用を維持していくことについて考察していく。21世紀“電気主力の時代”の今後はどうなっていくのか?
文/御堀直嗣、写真/NISSAN
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