■もはや絶滅危惧種な極悪燃費国産車3選
かつてのように大排気量&ハイパワーのクルマでも「フル加速でガソリンメーターの針が動いた(ような気がした)」時代ではない。
2017年夏以降、国際的な測定方法である「WLTCモード」で表示されることが多くなった燃費の値だが、カタログ数値でリッター8km/L台がワーストであった。実は、極悪燃費というほどでもないのだが・・・。
■3位:トヨタランドクルーザープラド:8.3km/L(WLTCモード)
・発売開始:2017年3月
・エンジン:直列4気筒DOHC(他にディーゼルエンジンの設定あり)
・排気量:2693cc
・最高出力/最大トルク:163ps/25.1kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4825×1885×1850mm
・新車の価格帯:366.6万円〜432.7万円(ガソリンエンジン)
・中古車の平均価格:420.5万円(全グレード平均)
オフロード・オンロードでの快適な走行性能を進化させたうえ、ユーティリティを徹底的に追求し、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとして開発された現行モデル。
デビューは2009年だが、これまでマイナーチェンジや一部改良を繰り返し、現在に至る。最新の一部改良は2021年6月に行われ、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)を標準装備としている。
■2位:レクサスLC500コンバーチブル:8.0km/L(WLTCモード)
・発売開始:2020年6月
・エンジン:V型8気筒DOHC
・排気量:4968cc
・最高出力/最大トルク:477ps/55.1kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4770×1920×1350mm
・新車の価格帯:1477万円(コンバーチブル)
・中古車の平均価格:1530.1万円
レクサスLC500のコンバーチブルモデルとして2020年6月に発売された、フラッグシップコンバーチブルモデルだ。コンバーチブルモデルならではの存在感や人の感性に訴える走行性能およびエンジンサウンドを実現している。
独自の世界観をコンバーチブルでも明確に表現するためにソフトトップが採用された。その結果、軽快感や開放感とともに一目で「LCのコンバーチブル」だとわかるスタイリングを手に入れた。
■1位:レクサスLX600:8.0km/L(WLTCモード)
・発売開始:2022年1月
・エンジン:V型6気筒DOHCツインターボ
・排気量:3444cc
・最高出力/最大トルク:415ps/66.3kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):5100×1990×1885mm
・新車の価格帯:1250万円〜1800万円(全グレード)
・中古車の平均価格:なし
「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、ボディオンフレーム構造を維持しながら、新GA-Fプラットフォームの採用や約200kgの軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現などを通じ、クルマの素性を刷新したLX。
NXから始まった運動性能や機能に根差したデザインを追求しつつ、フラッグシップSUVに相応しい力強さや存在感と、洗練されたプロポーションを実現している。
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