トラブル時の頼れる味方だけじゃない!? JAF会員になると使えるこんな特典

トラブル時の頼れる味方だけじゃない!? JAF会員になると使えるこんな特典

 クルマにトラブルが発生した時に、頼れる存在のJAFだが、会員になっていると意外な特典が使えたりする。

 そこで、トラブルが発生した時のJAFならではの特長と、ロードサービス以外にも結構使える会員証の特典についてまとめてみた。

文/永田恵一
写真/AdobeStock(トップ画像=metamorworks@AdobeStock)

【画像ギャラリー】入っておけばよかった……となる前に気を付けたい JAFに救援要請の多いトラブル(6枚)画像ギャラリー

■入会金が高い? トラブルが起きたら痛感する費用&会員になると得られるメリット

最近では入会しない人も増えているJAF。ここでは「JAFには入会すべきか」を考えてみる(ponta1414@AdobeStock)
最近では入会しない人も増えているJAF。ここでは「JAFには入会すべきか」を考えてみる(ponta1414@AdobeStock)

 かつてはクルマがトラブルを起こした際のロードサービスをメインに「免許を取ったらJAFに入会」というのは当たり前であった。しかし、近年はクルマの任意保険にロードサービスが付帯することもあり、「JAFに入会しない」という考えも広がっている。

 では、「JAFの会員数が減っているか」といえば、JAFの会員数は2021年10月に2000万人を超え増加傾向という背景もあり、ここでは「JAFには入会すべきか」を考えてみたい。

 まずJAF会員になるために必要な費用は個人会員の入会費+年会費で以下のとおりだ。

 1年+自動振替 5500円
 1年 6000円
 2年 9500円
 3年 1万3000円
 5年 2万円


※家族会員もあり、こちらは入会金なしで年会費2000円

 と、費用は個人会員で年間4000円から6000円かかる。

 そのためここからは「JAF会員になるための費用は、元を取れるのか?」を考えてみよう。

 まず、JAF会員に入会する大きな目的となるロードサービスから見ていくと、JAF非会員の場合にロードサービスを頼んだ際の費用を挙げていくと、

 ・バッテリー上がり     1万3130円
 ・パンク対応、キー閉じ込み 1万5230円
 ・燃料切れ         1万6670円
 ・故障車の牽引       15kmまで無料


と非会員だと安くはないもの(困った時に救援してくれることを思えばリーズナブルだが)、JAF会員なら無料となる。

 前述したようにロードサービスは任意保険にも付いているが、任意保険のロードサービスはバッテリー上がりと燃料切れは一部回数の制限、修理キットを使ったパンク対応、異音・異臭、大雨による冠水は対象外といった制約があるのに対し、JAFのロードサービスにそういった制限はない。

 また、故障車の牽引と関連するレッカー移動はJAF会員なら任意保険に付くレッカー移動と組み合わせての移動距離延長という優遇もある。

 そして、任意保険のロードサービスで対象となるのは任意保険に加入しているクルマだが、JAFのロードサービスの対象はJAF会員だ。そのため自分のクルマ以外のレンタカーをはじめとした借りたクルマに加えバイクも対象で、JAF会員が同乗していた場合のトラブルも対象だ。

 といったことを総合すると、ロードサービスだけのためにJAF会員になっても、「一度JAFにお世話になる、一度お世話になったと思えば元は取れる」と言えるのではないだろうか。

次ページは : ■意外と知られていない? その他のJAF会員優待サービス

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