2019年の導入より人気急上昇中のフレンチMPVであるシトロエン ベルランゴ。先行導入車となった限定車「デビューエディション」の予約注文はオンラインで実施されたが、なんと受付開始から約5時間半で予約枠が一杯に。
驚くべきは、急遽決定された追加生産分の第2弾予約受付も、同じく約5時間半で締切となったこと。
話題となるだけでなく、これほどの購入希望者が殺到したのは、日本のシトロエンの歴史の中でも初の経験だったに違いない。2020年よりカタログ販売も開始され、一躍、シトロエンの看板車種へと成長を遂げたのは、みなさんもご存じの通りだ。
日本に導入される「シトロエン ベルランゴ」は、2列シート車であり、日本のMPVの主役である3列シートのミニバンとは、若干顧客層が異なっている。
しかし、本国には、ミニバン的な3列シートのロングボディ「XL」が設定されており、その導入を待ち望む声が多かった。その「ベルランゴXL」が2022年内に導入されるというのだ。
はたして、シトロエンベルランゴに追加導入される、待望の3列シート7人乗り版はどんなクルマなのか? モータージャーナリストの大音安弘氏が徹底解説する。
文/大音安弘、写真/ストランティス
コメント
コメントの使い方