歴代タイプRから選ばれたモデルはどれなのか
歴代のタイプRはいずれも高い評価を獲得し、今も中古車市場で人気が高い。そのなかで強烈な印象を残したのが10代目シビックに設定されたタイプRである。開発の初期からタイプRが計画され、2017年夏に正式発表に移された。
タイプRの第5世代は「FK8」を名乗り、心臓は2LのK20C型直列4気筒DOHC直噴ターボだ。6速MTにはホンダ車として初めてレブマッチシステムを採用した。直噴ターボはパワフルで、ターボ車でありながら高回転まで気持ちよく回る。6速MTも小気味よいシフトフィールだ。
サスペンションはフロントが当時としては最新のデュアルアクシス・ストラット、リアは新たにマルチリンクを開発した。意のままの気持ちいいハンドリングを身につけ、操る楽しさは格別だ。
2020年10月に登場した限定販売のリミテッドエディションは、究極のタイプRである。だが、ファミリー系モデルも、シビックらしいスポーティな味わいだ。
世界戦略車として世界中の人たちに愛されているシビックは、歴代モデルすべてが個性派ぞろいで、ステアリングを握ると開発陣の思いが伝わってくる。
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