30年前と令和4年では買える新車が違い過ぎる!? 新車が150万~450万円前後で買える国産スポーツとは

■対比例2:車両本体価格200万円前後

平成4年5月:日産シルビアQ’sクラブセレクション 5MT/4AT(199.5〜209.2万円)
・発売開始:1988年5月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1998cc
・最高出力/最大トルク:140ps/18.2kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4470×1695×1290mm
・中古車の平均価格:264.6万円(全グレード平均)

 昭和末期および平成初期にデートカーとして一世を風靡したS13型シルビア。流麗なデザインを持ちながら、トップグレードのK’sにはターボエンジンを搭載。Q’s、J’sにはノンターボのエンジンが搭載された。

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見た目よし、走り良し、女子ウケ良し!それでいて手が届く存在・・・なS13型シルビア。こういうクルマが増えてほしい

令和4年5月:スズキスイフトスポーツ 6MT(201万7400円)
・発売開始:2016年12月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1371cc
・最高出力/最大トルク:140ps/23.4kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3890×1740×1500mm
・中古車の平均価格:162.6万円(全グレード平均)

 スイフトスポーツとして4代目にあたる現行モデル。いまや200万円そこそこでこの性能や走りを味わえる貴重な存在といえる。古き良きホットハッチの末裔となるかもしれない1台だ。

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スズキの良心!? まさに「お値段以上」なスイフトスポーツ

■対比例3:車両本体価格250万円前後

平成4年5月:トヨタMR2 Gリミテッド Tバールーフ 5MT/4AT(241.9〜251.2万円)
・発売開始:1989年10月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1998cc
・最高出力/最大トルク:165ps/19.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4170×1695×1240mm
・中古車の平均価格:208.1万円(全グレード平均)

 角張ったデザインが特徴的だったAW11型初代MR2の後継モデルとしてデビューしたのがこのSW20型。初期モデルでは操安性の問題が指摘されたが、マイナーチェンジを繰り返すにつれて改善していった1台。

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SW20型MR2。当時、フェラーリに憧れた当時の若いオーナーが選ぶことが多かったという

令和4年5月:トヨタコペンGRスポーツ 5MT(243万7200円)
・発売開始:2019年10月
・エンジン:直列3気筒DOHCターボ
・排気量:658cc
・最高出力/最大トルク:64ps/9.4kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3400×1480×1280mm
・中古車の平均価格:268.8万円(全グレード平均)

 トヨタGRブランドから発売されているコペン。ボディ剛性をアップし、専用の足回りもおごられる。また、専用のモモ製ステアリングやBBS製アルミホイール、レカロシートを標準装備する。

30年前と令和4年では買える新車が違い過ぎる!? 新車が150万~450万円前後で買える国産スポーツとは
ライトウェイトオープンスポーツともいえるGRコペン。予算的にはNDロードスターも視野に・・・?

■対比例4:車両本体価格300万円前後

平成4年5月:トヨタスープラ2.5GTツインターボワイドボディ(305.5〜314.8万円)
・発売開始:1991年8月
・エンジン:直列6気筒DOHCターボ
・排気量:2491cc
・最高出力/最大トルク:280ps/37kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4620×1750×1300mm
・中古車の平均価格:374.6万円(全グレード平均)

 発売当初は3リッターおよび2リッターエンジンであったが、マイナーチェンジ時に2.5リッターと2リッターに変更。ノーマルボディ、ワイドボディ、ノーマルルーフ、エアロトップなどボディバリエーションも豊富だ。

30年前と令和4年では買える新車が違い過ぎる!? 新車が150万~450万円前後で買える国産スポーツとは
スペシャリティーカーとしても、チューニングカーのベース車両としても人気を博したA70型スープラ

令和4年5月:トヨタGR86SZ 6MT(303万6000円)
・発売開始:2021年10月
・エンジン:水平対向4気筒DOHC
・排気量:2387cc
・最高出力/最大トルク:235ps/25.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4265×1775×1310mm
・中古車の平均価格:377.5万円(全グレード平均)

 昨年、2代目へと進化した86。先代同様、水平対向4気筒DOHCエンジンを搭載。排気量がこれまでの2リッターから2.4リッターに拡大。スバルBRZとは兄弟車といえる関係。

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2台目へと進化したGR86。これが純内燃機関を心臓に持つ最後の86となるのか・・・?

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