今年もいや~な季節がやってきた!! すでに梅雨入りしている地域もあり、しばらくは雨模様が続いてしまう見込みだ。
そして梅雨の時期の運転はかなり神経を使うモノ。ワイパーだけでは追いつかない雨の時は前方確認がかなり難しくなってしまう。つい忘れてしまいがちな撥水加工を、今年こそは行いたいところ。
そこで今回は、アンダー1000円で試せる撥水術を伝授!! ちなみに今回ご紹介する技は、かなりケチな方法。お金をかける方法もあるが、今回は安く済ませる方法を一緒ご紹介!!
文/近藤暁史、写真/AdobeStock
■曇り防止はエアコンが必須!! 乾燥嫌いなら石鹸水で拭くべし
梅雨時ともなると雨が降り続いて、運転に気を使うことも多い。最近では梅雨が明けても、夏や秋にもゲリラ豪雨が襲ってくるから油断はできないのだ。大雨の中を走ると、ワイパーをひたすら作動させても周囲の確認が難しくなることもよくある。となると、視界確保が重要だ!!
ワイパーの動きや働きをアシストするのがカギとなるのだが、その前に視界確保の基礎について触れておこう。まず大量の湿気を除去するためにはエアコンは必須で、使わないと内側が曇って視界は劣悪になるばかり……。
拭いても拭いてもドンドンと曇ってくるので、エアコンを使わないというのはかなり厳しい。ただ、女性を中心にしてエアコンを使うと乾燥するからイヤだという声を聞く。そのときは曇り止めを使用するのが正攻法。
また、手元にない場合も含めての裏ワザとしては、薄い石鹸水を作ってタオルに含ませて塗るというか拭くと、界面活性の関係で曇りを防止できるので試してみてほしい。
■超当たり前だけどデフロスターの有効活用を! リアはこまめな掃除がキモ
そして曇り止め対策で重要な機能がデフォッガーだ。デフロスターとも呼ばれるが、それぞれ霧や霜を取り除くという意味で、フロントだけでなく、リヤにも付いている。ちなみにリヤデフと訳されることもあるが、もちろんリヤディファレンシャルではないのであしからずだ。
リヤの場合は熱線で暖めて曇りを蒸発させ、フロントの場合は外気をガラス下から吹き出すことで外気温と車内温度の差を無くてして曇りを除去する。曇りとは温度差によって発生する細かい結露なので、外気導入にすれば解消はできる。また汚れを核にするので、こまめにガラスクリーニングをするのも効果がある。
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