■マツダ編
昨年、次世代テクノロジーの「SKYACTIV-X」を発表したマツダからは、今後も目が離せないモデルが意欲的に投入されていく予定だ。
そのSKYACTIV-X初搭載モデルとなるのは来年登場予定の次期型アクセラと目されているのだが、それ以外にも注目しておきたいトピックスを抱えている。
【マツダの気になるウワサ①】 中国で絶好調のCX-4は日本発売あり!?
2016年に中国市場専売車として発売が開始されたスタイリッシュなクロスオーバーSUV、CX-4。その開発コンセプトは「エクスプローリング・クーペ」で、マツダのクロスオーバーSUVモデルのなかでも最も背の低い流麗なボディシルエットを採用しているのが最大の特徴だ。
そのCX-4だが、クーペSUV人気の高い中国市場での販売は絶好調。世界的なクーペSUV市場の活況から、早ければ今年中には米国での販売も開始されるとみられている。そうなると、日本市場での導入も期待できる。
CX-4のボディサイズは全長4633×全幅1840×全高1535mm、ホイールベース2700mmで、CX-3(全長4275×全幅1765×全高1550mm、ホイールベース2570mm)はおろか、CX-5(全長4545×全幅1840×全高1690mm、ホイールベース2700mm)の全長も凌ぐ大きさ。
中国市場ではクリーンディーゼル車の設定がなく、2Lと2.5LのSKYACTIV-G搭載車のみだ。日本に導入される場合、これに2.2Lのクリーンディーゼル、SKYACTIV-Dが追加されるのは間違いないだろう。
3列シートのCX-8が好調にスタートを切り、2月の一部改良で2.2Lディーゼルエンジンを最新型に切り替えたCX-5、昨年新たに2Lガソリン車を加えたCX-3。
好調なマツダのSUV軍団にもう1台加わってきそう!
【マツダの気になるウワサ②】 気になる次期型ロードスターはカーボンで軽量化し2021年に発売へ?
2015年にデビューした現行型ロードスター。リトラクタブル式ハードトップを備えたRFを追加設定して商品力を強化しているものの、気になってくるのは次期型の存在だ。
初代のNA型で9年、続くNB型で7年、先代NC型では10年とモデルサイクルの長いロードスターながら次期型となる5代目、NE型は早ければ2021年には発表される可能性が高い。
現行型の開発陣によれば、ボディサイズは現行型の全長3915×全幅1735×全高1235mmをキープし、ボディには量販効果で今後、コストを下げるであろうカーボンファイバーを多用することで軽量化を図るのだという。
さらに、直4エンジンを直3にダウンサイジングし、タイヤやブレーキも現行型からサイズダウンさせることも検討しており、このあたりは軽量化に並々ならぬこだわりを見せるロードスターらしい。
また、ロードスターをベースにしたフィアット124スパイダーがあるが、次期型はまだ未定。
【マツダの気になるウワサ③】 マツダが米国で特許申請した「トリプルチャージャー」とはいったい何か?
昨年、マツダが米国USPTO(特許商標庁)に特許申請した「トリプルチャージャーによるエンジン技術」。
ふたつのターボに電子制御スーパーチャージャーを組み合わせ、アウディSQ7やベントレーベンテイガも採用。 中高回転域でターボ、低回転域はスーパーチャージャーが担当するシステムだが、エンジン重量やコスト増の解消がポイントだ。
コメント
コメントの使い方