運転マナーの悪いおじさんおばさん急増中! いい加減にやめてほしい思わずイラっとするNG運転5選

■いい加減にやめてほしい思わずイラっとするNG運転5選

 加齢によるものなのか、それとも・・・? 日々、運転していてイラッとしない方が珍しいかもしれない。こればかりは「お互い様」だから、自分が相手をイラッとさせている可能性も充分にある。

 筆者自身に対する戒めも込めて「いい加減にやめてほしい思わずイラっとするNG運転5選」を下記にまとめてみた。

流れに乗れない(ペースカー状態)

 ここは判断が難しいグレーゾーンではあるのだが、無数のクルマが路上を走っている以上、ある程度は流れに乗ることが必然的に求められるのはいうまでもない。

 だがしかし! 意図的なのか運転が苦手なのか、一向に流れに乗れず、いつの間にかペースカー状態になっているケースがしばしばある。

 なかでも特に困るのは、朝の出勤時間帯がこの「ペースカー」と同じだと悲劇としかいいようがない。

 それならばと時間帯を5分ほどずらしてみるのだが、なぜかマーフィーの法則がこんな時(こんな時だからこそ?)にあてはまってしまう。謎だ。

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前はガラ空きなのに、後続は大渋滞・・・まさにペースカーだ

高速道路の追い越し車線を低速で走る(どかない)

 大前提として、追い越し車線を走り続けることは通行帯違反にあたる。

 具体的には「追い越しが終わり、元の車両通行帯に戻ることができるにもかかわらず、そのまま追越車線を走っているとキップを切られて」しまうので要注意(交通違反点数 1点、普通車の場合、反則金が6千円となる)だ。

 上記を踏まえつつ、追い越し車線でありながら意地でも道を譲らないクルマがいるのも事実。ちなみに、追越し車線を走り続けるのも「車両通行帯違反(交通違反点数 1点、普通車の場合、反則金が6千円となる)」なのだ。

 さらに付け加えると、勢いあまって左側から追い越したくなるかもしれないが、これも立派な違犯(交通違反点数 2点、普通車の場合、反則金が9千円となる)だ。

 故意に車間を詰めすぎると「車間距離不保持」となり、場合によっては「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」と「免許取消し(欠格期間2年)」の処分が下される。

 ならば、いったいどうすればいいんだと思うだろう。こんな時こそ気分転換を兼ねて最寄りのSAまたはPAで一息入れるのが得策かもしれない。

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急いでいる時に限って追い越し車線を塞ぐペースカーが・・・まさにマーフィーの法則だ

発進直後にウインカーを出す(遅い&いきなり)

 これ、意外に経験したことがある人も多いのではないだろうか。

 信号待ちで停車中、発進直後にいきなり前のクルマがウインカーを出し、慌てることがある。おそらく当の本人は何の悪気もなく、習慣のひとつなのかもしれない。

 しかし、航続のクルマは加速するつもりで運転している可能性が高く、うっかりよそ見をしていたら追突事故にもつながりかねない。

 ちなみに、ウインカーを正しく使わないと合図不履行違反にあたる(交通違反点数 1点、普通車の場合、反則金が6千円となる)。交差点で右折/左折する時は30m手前からウインカーを点滅させることが法律で定められているのだ。

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信号待ちで前車が動き出したと思いきや、ウインカーが点灯。焦る・・・

やたらとブレーキを踏む

 その多くは運転に慣れていないケースのようだが、走行中、やたらとブレーキを踏むクルマに遭遇することがある。

 その一例として、それほど減速する必要のないカーブに差し掛かるたびにブレーキを踏むクルマの後ろについて困った、という経験があるかもしれない。

 なかには居眠り運転をしている時に不用意にブレーキを踏むこともあるようだ。前方でふらふらと挙動が落ち着かないクルマがいたら距離をとるのが得策だろう(本来なら助けるべきなのかもしれないが、このご時世ではそれも難しい)。

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さまざまな事情があるとは思うが、やたらブレーキを踏む運転の後ろはツラい・・・

●無灯火

 2016年10月、国土交通省の保安基準の改正によってオートライトの装着義務化が発表され、2020年4月1日以降に発売されたニューモデルでは標準装備となった。

 とはいえ、路上にはまだまだオートライトシステムを装備していないクルマが多い。そのため、夜間でも無灯火で走行するクルマをしばしば見掛ける。

 市街地は夜でも外は明るいし、車内のメーターパネルの照明が煌々と点灯しているクルマも少なくない。外から見るとぎょっとするが、当のドライバーは気づいていないのだろう。

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ドライバーの意思とは関係なく点灯する、オートライト義務化は必然だったのかもしれない

次ページは : ■まとめ:他人の運転にイラッとしている貴方も、誰かをイラッとさせているかも・・・

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