値上がる前に買っておくべし!これから消える値上がり必至車5選

■VWザ・ビートル/正真正銘、これが最後のビートル

2012年から販売されているVWザ・ビートル。なかでも中古車市場ではカブリオレ人気が高く流通台数が少なく、価格は乱高下しているという。生産終了されれば、値段が上がりそうだ

 すでに2019年7月に生産終了とVW本社からアナウンスされているザ・ビートル。フォルクスワーゲングループジャパンは、2019年に日本での「The Beetle」の販売が終了することに伴い、ファンのユーザーへの謝意を表す「See You! The Beetle キャンペーン」を実施しており、2018年10月23日には第4弾として、特別仕様車「The Beetle Meister(ザ・ ビートル マイスター)」シリーズ(303万〜397万円)を販売している。

 ゴルフベースの水冷のFFビートルは1998年から発売されたニュービートル、そして2012年からザ・ビートルが販売されてきた。

 現在、ザ・ビートルの直近3ヵ月の中古車の平均価格の推移を見てみると、3カ月前が166万円そして現在が167万円とほぼ横這いで推移している 。

 しかし、中古車の流通台数は3カ月前には約530台あったのが、現在は約430台と約2割も減少しているのである。

 現在のところはやや値上がり傾向で収まっているが、平均価格の推移そして流通台数の減少を考えると、生産終了となった時にはさらなる相場の上昇が予想される。

 もっと深刻なのはオープンカーのカブリオレ。現在すでに中古車は8台しか流通しておらず、平均価格は乱高下している。 

 今後さらに減少する可能性が高いので、クーペ以上にカブリオレは今のうちに買っておくべきクルマといえる。

 クーペのなかではデューンなどの限定車やRラインなどの流通台数が少ないモデルが値上がりする可能性は高い。

 結論として、ザ・ビートルは生産終了後に値上がりする可能性が高いので、今のうちに買っておくべき。特にカブリオレは要注意車種といえる。

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