「おおむね100万円台の新車」で幸せを感じるべし!! 年収300万円時代のクルマ選び

■たとえばトヨタ ヤリス G 6MT(2WD)をローンで買う場合の支払額は?

トヨタ ヤリス G 6MT(2WD)
トヨタ ヤリス G 6MT(2WD)

 トヨタの残価設定ではないディーラーローンは金利が高いので、がんばって銀行の低金利なカーローンを取り付けたいところ。

 金利2%であれば、頭金次第ではボーナス払いなしでも月々の支払額は3万円以下になる。

●車両本体価格…1,718,000円
●オプション価格…14,300円
●税金・諸費用…182,430円
●下取り金額…100,000円
●頭金…114,730円
●ローン元金…1,700,000円
●支払回数…元利均等60回払い
●金利…2.0%
●毎月支払額…29,797円

■「残価設定ローン」って正味のところどうなの?

高額なアルファードがよく売れているが、その多くは残価設定ローンで買われている
高額なアルファードがよく売れているが、その多くは残価設定ローンで買われている

 クルマに詳しいマニアほど否定的な見方をする「残価設定ローン」。金利がやや高かったり、カーライフの自由度が減るなど、否定したくなる理由も理屈もわかる。

 が、今やほとんどの──というのは言いすぎだが、かなり多くのユーザーが残価設定ローンを利用しているのは事実。

 軽自動車ユーザーもほとんどが利用しており、取材したところによればポルシェも約7割のお客が「ポルシェパワーローン」という残価設定ローンを使っているという。写真のアルファードにしても然りだ。

 ここまで一般的になっている仕組みを頑なに否定するのもアホらしいので、「3年か5年できっぱり乗り換える(だから残価設定ローンを使う)」という、世の中のトレンドに乗ってみるのもアリと思うのだが?

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