高速では必須装備なのに!! なぜ三角表示板は標準装備にならないのか問題

■自作もアリだが基準がしっかりアリ!!

価格は1000円~2000円前後。車を替えるたびに載せ替えれば半永久的に使えるのでぜひ購入しよう。自作も可だがサイズや視認性に決まりがあるので注意(Racle Fotodesign@AdobeStock)
価格は1000円~2000円前後。車を替えるたびに載せ替えれば半永久的に使えるのでぜひ購入しよう。自作も可だがサイズや視認性に決まりがあるので注意(Racle Fotodesign@AdobeStock)

 ほとんどの車種で標準搭載されていない三角停止板ではあるが、過去のメルセデスベンツのセダンモデルにはトランクの裏側に三角停止板が標準搭載されていて、トランクリッドを全開することで後続車に危険を伝えるというタイプのものが採用されていたことがあった。

 これにインスパイアされて自作で愛車のトランクに三角停止板を設置したユーザーも存在しているが、実は三角停止板には定められた基準があり、大きさや視認性などが決められているため、安易に自作したものではその基準を満たさない可能性もある。

 ここではその詳細の紹介は省かせていただくが、気になる人は道路交通法施行規則 第二章の六「停止表示機材の基準」をチェックしていただきたい。

 また自立せずにトランクに固定するようなものだと、ブラインドコーナー出口のような場所で停止してしまった場合、トランクに張り付けられた三角停止板を認識したときには、すでに衝突寸前だったというケースも考えられるので、こちらも検討の余地があるだろう。

 このように、法令で設置することが義務付けられている三角停止板。もちろん違反になるからという理由だけではなく、万が一のときに二次被害を防ぐという意味合いにおいても非常に重要な役割を果たすものである。

 前述したように半永久的に使用することができるにも関わらず、1000円~2000円前後で買えるものが多く揃っているので、もし車載していないという人がおられたらぜひ購入することをオススメしたいところだ。

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