■4位:スズキ スペーシアカスタムXSターボ2WD(残価率76.1%)
2017年12月にフルモデルチェンジを行い、現行型にスイッチしたスペーシア。現在、軽自動車の売れ筋モデルとなっている軽スーパーハイトワゴンの中でスペーシアカスタムXSターボ2WDが76.1%という最も高い残価率となった。
これまでのモデルで高い残価率を示したのは4WDが中心だったが、スペーシアカスタムは4WDよりも2WDが高くなっているのが特徴。
すでに、一部改良を行い外観のデザインを変更しているが、現行モデルなので残価率に大きな変動は起きないと考えられる。
■3位:スズキ ジムニーランドベンチャーMT車(残価率76.5%)
いよいよベスト3の発表だ。2017年式でリセールバリューの高いクルマ第3位となったのが、ジムニーランドベンチャーMT車で、残価率は76.5%となっている。
ジムニーといえば、2018年7月にフルモデルチェンジを行っているが、現在でも新車の納車期間は1年近くと長くなっている人気車種だ。
ランドベンチャーは装備の充実した特別仕様車だが、モデル末期の2017年頃はこのランドベンチャーしか販売されていなかった。
カタログモデルでもMT車の残価率は70%台、AT車でも60%台とジムニーは旧型となっても安定した人気となっている。
■2位:ホンダ S660αMT車(残価率76.8%)
軽自動車の残価率2位となったのは、2022年3月に生産終了した軽オープンカーのS660。その残価率は上級グレードのαのMT車で76.8%となっている。
2021年生産終了がアナウンスされた際には市場から中古車が姿を消して、中古車相場が高騰した。その後、平均価格は高値安定が続いている。
S660の中でこの76.8%の残価率を超えそうなのが、コンプリートカーのモデューロX。ファイナルバージョンは残価率80%を超えても全然驚かない。
■1位:スズキ アルトワークス4WD MT車(残価率80.7%)
軽自動車のリセールバリューの高いランキングでNo.1に輝いたのが、アルトワークスだ。アルトワークス4WDのMT車は、軽自動車で唯一残価率80%を超えている。
ベースとなるアルトは、2021年12月にフルモデルチェンジを行っているが、アルトワークスの登場はまったく耳にしていない。
絶版モデルとなったアルトワークスは2015年に登場。最大トルクを高めたエンジンをはじめ、1速から4速までクロスレシオ化し、専用開発の5速MT。
ステアリング操作に対して、リニアに応答する操作性やダイレクトな操舵感を実現した専用チューニングを施したサスペンションなど様々なチューニングが施されている軽スポーツカー。
アルトワークス2WD MT車の残価率は77.2%、4WD AGS車の残価率は64.7%となっている。
軽自動車でリセールバリューの高いベスト3は奇しくもすべてMT車となっている。特にS660やアルトワークスといったスポーツモデルは今後登場する可能性は低いので、買い取り価格が急落することは考えにくい。もしあなたがオーナーだったら大切に乗られることをオススメする。
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コメント
コメントの使い方既に生産終了の車種をランキングにいれること自体無意味。
アルトワークスやS660は既に生産終了だからジムニーが実質1位は変わらない。
これから新車を買う人には全く指標にならないどころか混乱の原因になるので生産終了車をいれるのはやめてください。
そもそもこれから新車を買う人向けの記事って銘打ってないし、何が無意味なのか分かんない
ジムニーが一位じゃなくて悔しかったのかな?
ジムニー信者ってこういうところあるよね
「~最強!」信じて疑わないから、否定されたらこんな感じで激怒するわけよ