トヨタ クラウン・シエンタほか新型&人気車10台の「賢い買い方」大研究

トヨタ クラウン・シエンタほか新型&人気車10台の「賢い買い方」大研究

「頭金50万円・支払い期間5年」の条件設定で、新型車&人気車種10台の5年ローン、5年残価設定ローン、5年サブスクの金額を大研究! 月々の支払いはいくらになる??

※本稿は2022年10月のものです
文/渡辺陽一郎、ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年11月10日号

【画像ギャラリー】月々いくらなら「届く」のか!!? 新型車&人気車種10台のオススメグレードと各種支払い方法の金額をチェック!(30枚)画像ギャラリー

■トヨタ クラウンクロスオーバー(Gアドバンスト/510万円)は月々いくら?

トヨタ クラウンクロスオーバー。実燃費もいいクラウンクロスオーバー。SUVなので、リセールバリューもセダンよりは期待できる
トヨタ クラウンクロスオーバー。実燃費もいいクラウンクロスオーバー。SUVなので、リセールバリューもセダンよりは期待できる

●渡辺陽一郎が選ぶオススメグレードとその理由

 駆動方式は4WDのみで、パワーユニットもハイブリッドだが、エンジンは2.4Lターボと2.5Lがある。ターボは装備の違いを補正した正味価格差で、2.5Lよりも約57万円高い。

 2.5Lのハイブリッドが買い得だ。グレードはGアドバンスト(510万円)がベスト。機能と価格を見るとG(475万円)も割安だが、上級装備が物足りない。

 また名称に「アドバンスト」の付かないグレードは、生産開始が2023年1月以降になる。納期でもGアドバンストが有利だ。

●ベストカー編集部が選ぶオススメの支払い方法

 支払い方法の検証は、すべて東京で購入することを前提に試算を行った。クラウンの場合、5年残価設定とKINTOがお得に見える。保険や車検、メンテナンス等をしっかり節約できるなら5年残価設定が安くなるが、それ以外は「KINTO」のほうが安くつく。元の車両価格が高いので、金利が低い支払い方法を選びたいところだ。

●各種支払いによるシミュレーション
・5年ローン(60回)…9万3100円/月(均等割賦60回払い。頭金50万円、実質年率6.8%。諸費用12万4610円を含んだ場合の月額料金)
・5年残価設定…6万2500円/月(残価設定クレジット60回払い。頭金50万円、実質年率4.8%。諸費用12万4610円、最終回支払額183万6000円)
・KINTO 5年…8万190円/月(頭金なし初期費用フリープラン5年(フロアマット、保険、税金、メンテナンス料などコミコミ))

■日産 エクストレイル(G・e-4ORCE/449万9000円)は月々いくら?

日産 エクストレイル。日産の4WD技術「e-4ORCE」は非常に好評で、受注も4WDが多くなっている
日産 エクストレイル。日産の4WD技術「e-4ORCE」は非常に好評で、受注も4WDが多くなっている

●渡辺陽一郎が選ぶオススメグレードとその理由

 すべてのグレードに、圧縮比を変化させる直列3気筒1.5Lターボ+e-POWERを搭載する。駆動方式は2WDと4WDだ。グレードがGであれば、4WDは2WDと比べて約20万円の上乗せに抑えた。

 4WDは後輪をモーターで駆動して、4輪の作動を綿密に制御するから、価格差が約20万円なら4WDが割安だ。グレードは上級のG・e-4ORCE(449万9000円)を選ぶ。X・e-4ORCEに80万円相当の充実した装備を加えて、価格の上乗せは70万円以下だ。

●ベストカー編集部が選ぶオススメの支払い方法

 日産のサブスク「クリックモビ」は他メーカーと違い保険料が含まれていない。また、グレードも自由に選べない。今回はG・e-4ORCEが選べなかったので、ひとつ下のX・e-4ORCEで試算した。エクストレイルは5年後の残価が非常に高く金利も低いため、5年後に手放す前提で残価設定型クレジットを選ぶことをオススメする。

●各種支払いによるシミュレーション
・5年ローン(60回)…7万9200円/月(均等払い60回払い。頭金50万円+5224円(端数)、※金利6%。諸費用10万6224円を含んだ場合の月額料金)
・5年残価設定…4万5300円/月(残価設定型クレジット60回。頭金50万円+5224円(端数)、金利4.9%、最終回支払い220万4000円)
・クリックモビ5年…6万2150円/月(X・e-4ORCE(G・e-4ORCE選択不可)、5年払い(フロアマット、税金、メンテナンス料コミコミ。保険料別))
※日産オートファイナンスの平均的手数料6%前後より設定

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