■マツダ ロードスター(990S/289万3000円)は月々いくら?
●渡辺陽一郎が選ぶオススメグレードとその理由
電動開閉式のハードトップを備えたRFもあるが、これは2Lエンジンの搭載と相まって価格が50万~60万円高い。クルマを手足のように操るコンセプトを考えても、ロードスターの本流は1.5Lのソフトトップだ。特に推奨度が高い仕様は990S(289万3000円)になる。
6速MTだが、トンネルブレースバーやリアスタビライザーは備わらない。その代わり足まわりに独自のセッティングを施して、初代モデルに通じるコントロール性と現代的な安定性を両立させた。
●ベストカー編集部が選ぶオススメの支払い方法
中古車情報サイトを見ればわかるだろうが、ロードスターはリセールバリューが非常に高い。趣味性の高いクルマなため、購入後にカスタムしたいと考える人もいるだろう。
というわけで、金利は高いが5年ローン(返済回数指定60回払い)をオススメしたい。計画的に資金を貯めて最終回支払ができる人であれば、5年残価設定を選んで金利の支払いを抑えるという方法も選択肢に入る。
●各種支払いによるシミュレーション
・5年ローン(60回)…5万338円/月(返済回数指定60回払い。頭金50万円、金利5.9%、諸費用21万7070円を含んだ場合の月額料金)
・5年残価設定…3万2688円/月(マツダスカイプラン61回払い。頭金50万円、金利2.99%、費用21万7070円、最終回支払い92万円)
・5年サブスク…なし
■まとめ
今回紹介した金額は、9月末時点で東京でクルマを購入する場合のシミュレーションだ。金利によって月々の支払い額はかなり変わる。
決算期などは金利優遇キャンペーンを行うディーラーが多いので、借金して購入する場合はそういうタイミングを狙っていただきたい。
あとは、月いくらまでなら支払いができるのか。日々の家計管理が大切。無理のない金額に抑え、楽しいカーライフを送っていただきたい。
【番外コラム】軽自動車8月販売台数TOP3モデルの支払いは月々いくら?
2022年8月の軽自動車販売台数TOP3は1位N-BOX、2位スペーシア、3位ワゴンR。この3台のオススメグレードを渡辺陽一郎氏に聞いたところ、N-BOXは「L」、スペーシアは「ハイブリッドX」、ワゴンRは「ハイブリッドZX」を挙げた。それぞれ頭金50万円の場合の5年ローンと5年残価設定の月の支払金額を計算した。
3台とも似たような支払い額になったが、N-BOXの5年ローンの金利の低さに注目したい。リセールバリューも高いため、N-BOXの5年ローンはオススメだ。
■5年払い比較(頭金50万円)
●ホンダ N-BOX(L/157万9600円)
・5年ローン(金利3.5%)→ 2万1300円/月
・5年残価設定(金利3.5%)→ 1万2900円/月(残価56万400円)
●スズキ スペーシア(ハイブリッドX/153万3400円)
・5年ローン(金利6.8%)→ 2万2000円/月
・5年残価設定(金利3.5%)→ 1万7792円/月(残価41万8200円)
●スズキ ワゴンR(ハイブリッドZX/147万4000円)
・5年ローン(金利6.8%)→ 2万800円/月
・5年残価設定(金利3.9%)→ 1万3500円/月(残価40万2000円)
コメント
コメントの使い方新しいクラウンって人気なんだ?
走ってるの見たことないし、周りのクラウンユーザーからは総スカンくらってたからてっきり不人気なのかと
ローンより各社の定額サービスの方が安いとは思っていましたが、これほど違うとは驚きでした。
トヨタやホンダでは残価設定していても気に入ったら後から所有化できますからね。全メーカーで同一の
システムが確立されたら、それが当たり前の選択肢の一つになっていくかもしれませんね。
一般的な家庭が月7万〜8万も払えるか?
ち〜と考えて記事書け
カブロン