2月も大雪に注意! いま再注目のタイヤチェーンってどうなのよ!?【〈新連載〉 おっさんに訊け!】

■いろいろあるチェーンの選び方

 ところで、タイヤチェーンにもいろいろある。大きく分けると金属チェーン、ゴム(非金属)チェーン、オートソック(80年代には存在せず)だ。では、当時私が使ったタイヤチェーンたちは、タイプ別にどんな印象だったか?

●ぶっとい鎖(ど鉄!)のはしご型タイヤチェーン
 1980年代には最もポピュラーなタイプだったが、はしご型だけに乗り心地は「ドカドカドカドカ!」「ガラガラガラ!」と最悪で、雪が消えている部分を走る時は速度を落とし、ひたすら耐えるしかなかった。雪道なら我慢できたが、はしご型なので横方向のグリップは弱かった。

 また、ぶっとい安価な鎖を使っているのでとても重く、装着にも苦労した。安いからって手を出さないほうがいい! と言っても、現在、乗用車用は絶滅寸前なので大丈夫でしょう。

●高性能亀甲型金属製タイヤチェーン
 細くて強度の高い亀甲型の鎖をタイヤに巻くタイプ。細い上に縦方向の鎖部分もあるので乗り心地は断然よく、舗装路でも耐えられた。横方向のグリップも文句なし。細い鎖を使っているので軽くてかさばらず、装着も断然ラク。オススメ!

●ゴムチェーン
 各種あるが、最大の欠点はかさばること。個人的には、当時新開発だったスイス生まれの最先端非金属チェーン「イエティ・スノーネット」を購入・使用したが、なぜか片側を途中で落として行方不明にしてしまい、泣いたことがある。高かったのに……。ちなみに片方だけで無事目的地(岩手県・安比高原)に到着。そこで初めて片方なくなっていることに気づきました。思い出しても無念。

 ということで、1980年代の経験では、「高性能亀甲型金属製タイヤチェーンがベスト!」という結論に至りました。かく言うおっさんも、30年以上タイヤチェーンを使っていないので偉そうなことは言えませんが、スタッドレスタイヤの補完として携行するなら、今でもこれがベストと言えるのではないでしょうか?

写真は高性能亀甲型金属製タイヤチェーンを巻いてスキーに出撃した1980年代の筆者(愛車は日産サンタナ)
写真は高性能亀甲型金属製タイヤチェーンを巻いてスキーに出撃した1980年代の筆者(愛車は日産サンタナ)

 その後登場した「オートソック」は、前述のJAF「雪道登坂テスト」で、ゴムチェーンやスタッドレスタイヤと同等の性能を発揮していたので、オールシーズンタイヤの補完用としてイケそうだ。ただしオートソックは、ドライ路面を100キロくらい走行すると寿命が終わるので、あくまで緊急用ということで!

 最後に、おっさんからのアドバイスをひとつ。

「タイヤチェーンは、自宅で装着の練習をしておこう!」

 1980年代は、チェーン装着は男の見せ場だった。女子どもを車内でヌクヌクさせたまま、素早く装着することで尊敬を勝ち得ることができたのだ。今は時代が変っているんでしょうけど、現場で焦らないよう、練習しておいて損はない! 健闘を祈る!

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