クルマを運転したり、街中を歩いていたりすると必ず目に入ってくるのが道路標識。実は道路標識には4つの種類の標識があり、案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識に分かれている。
このうち、案内標識は地名や方面などの案内を示し、警戒標識(危険個所を知らせる注意喚起)とともに国や地方自治体が管理している。また、規制標識と指示標識のふたつは禁止事項や特定の交通事項に関する内容を道路管理者と各都道府県警察が分担して管理しているのだ。
本企画ではそんな道路標識を三択クイズ形式で紹介していきます。そんなの知ってるよという人、改めて内容をおさらいしておきたいという人のどちらもレッツ、トライ!
文/ベストカーWeb編集部
今回の難易度/★☆☆
■問題!!
今回の道路標識クイズは、狭い昔からの生活道路や学校近くのスクールゾーンなどで見られる規制標識からの出題。問題はぶっちゃけそのまんまですが、この標識で規制されるクルマの種類を厳密にご存じですか? 答えではその点に触れてみたいと思います! さあ今日もレッツ、トライ!!
■答えは??
答えは③「大型貨物自動車通行止め」です。大型トラックが規制対象であることは理解できるものの、どの大きさのトラックが規制になるのでしょうか?
この標識では、「大型貨物自動車(車両総重量11トン以上、または最大積載量6.5トン以上)と大型特殊自動車、特定中型貨物自動車(車両総重量8トン以上11トン未満、または最大積載量が5トン以上6.5トン未満)のみ通行ができない」となっています。大型はこの規定でおおよそ理解できるかもしれません。
ただ、「特定中型貨物」って何か? 中型のイメージは「4トントラック」かと思いますが、同じ車型でも「8トントラック」という大型に近いモデルがあります。この標識では4トントラックは規制対象外、8トントラックは「特定中型」に該当するため、規制対象となります。けっこう複雑ですよね(汗)。
※ちなみに4トンも8トンも「車両積載量」となります。
ほかの標識は
①大型乗用自動車通行止め
②2輪以外の自動車通行止め
でした。