ミラー一体型ドラレコって何がそんなにイイの!? 老眼でもイケるのか問題

■やっぱ老眼にはキツい……進化に期待

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ホンダeはルームミラーだけでなく、サイドミラーさえもデジタル。こちらも老眼の方にとってはかなりキツいとの意見も

 ミラー一体型ドラレコの場合、ミラー自体は光学式ではなく、液晶を使った「ディスプレイ」である。いわゆる“電子ミラー”だが、本来であれば「ミラー」ではない。

 日々スマホを使っている現代人であれば「ハッ」と思い浮かぶことが多いだろう。それが老眼によるピントが合いにくくなる「焦点追従」の問題だ。

 筆者は医者ではないので、知人の眼科医に話を聞くと、個人差ではあるが「加齢による目の水晶体の硬化や毛様体(虹彩の後ろにある三角形の組織)の機能低下によりピントを合わせる時間が遅くなったり、合わせきれないケースもある」とのことだ。

 これらの電子ミラーが登場した際にはピントが合わず「クルマ酔い」のような感覚を受けたという声も聞く。通常はルームミラーとしても使うので、もしピントが合わせづらいと感じるのであれば、別体式のドラレコを選ぶのをオススメする。

 ただ、この液晶ディスプレイの技術に関しては日々進化している現状も覚えておいて損はない。

 筆者の過去の取材では日産自動車の電子ミラーの性能が非常に高く(パナソニック製が多い)現在は第3世代と呼ばれる商品が最新モデルに搭載されているという。開発の人に「見えづらい」ことを話した際「確実に進化する」と言われたが、実際最新モデルではかなりフリッカー(ちらつき)の軽減やピント合わせのし易さ、高精細な映像など進化のスピードは早い。

 これらの技術はタイムラグは発生するが、ドラレコなどにも反映されてくるはずだ。特に電子ミラーの大型化もひとつのトレンドとして進んでいるので将来は老眼の問題とも“おさらば”できる日が来ると思う。

ミラー一体型ドラレコはフロントウインドウの大きさに制限がある車両などにはオススメと言えるだろう。

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