2022年11月10日、欧州議会からとうとう『ユーロ7』が発表された。「規制内容を緩くするのでは?」という予測もあったが、公表された内容をみると、かなりの確率で純エンジン車を淘汰することになると思わせるものになっている。ガソリン車は本当にもう駄目なのか!? 日本車への影響を国沢光宏氏が解説する。
※本稿は2022年12月のものです
文/国沢光宏、写真/AdobeStock、TESLA
初出/ベストカー2023年1月10日号連載『クルマの達人になる』より

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コメント
コメントの使い方なんでユーロ圏なんて一部エリアでの規制で、
全世界で「エンジン搭載車は絶滅になる」って論調になるの?
日本車外しが目的なら最後は欧州生産部品(特にハイブリッド、EV用バッテリー)の搭載義務付けになる気がする。これ以上、技術要件で締め付けると欧州メーカーの方が先に苦しくなるので、アメリカみたいなやり方してくると思う。
排ガスとかブレーキダストとか言ってますが、タイヤと路面のダストなど、一体どうやって測定するんだ?と言うような項目があるEuro7。
バッテリーの重さで車重が重い事を考えると、タイヤやメカブレーキへの影響も大きいのはEVの方。
単純にHVとかEVでどっちが有利と言える状況ではなくあまりに厳しい規制にしても測定技術や製品開発がついて行けなければ意味はない。
どのようにお考えですか国沢さん?
EUのために日本車を売らないであげましょう。
自国メーカーが技術で日本車に負けるから、関税で割高にしたけれどそれでも消費者は正直、ならばとアンチHVとディーゼル優遇したけれど不正で自滅、
その経験を生かさずに次は締め出し規制したらトヨタだけHVでクリアできてまた頓挫。今度のユーロ7も日本潰しの為なのに、逆に我々が潰れるからとEU下請け業界側が待ったを掛けた。
しかしメーカー看板を守るためなら、働く国民を見捨ててでもEV優遇しかねないのがEU。