ずーっと売れ続けているホンダN-BOX。モデルサイクルからすれば間もなく新型が登場しそうな時期であるが、新型なんて必要ないのでは? というほどのデキでもある。超勝手ながら新型N-BOXに期待したいポイントを現行オーナーがガチ予想!! そもそも開発費とか回収できてるのか!?
文:小沢コージ/写真:ベストカーWeb編集部
■新型N-BOXは9月にデビュー!? 価格も上がる気配満載
「新型(N-BOX)の発売? だいたい今年の秋、9月前後ですかね」先日突如スマホにホンダカーズ営業担当から電話がかかってきた。マイN-BOXがもうすぐ12ヵ月点検なのでその打診ともう1つは年内発売が噂される新型への買い換えプッシュなハズ。
とはいえ、あまり積極的な態度ではない。あんまり売る気はないのか? ってかそもそもホントに新型出んのか?
そこで聞いたところ冒頭のお答え。ただし「(新型の)詳細はわからない」と言うし「でしたら現行最終モデルへのお乗り換えはどうでしょう? 新型は価格も上がると思われますし、今だったら納期もさほどお待たせしません」とも言われてしまった。
確かに新型は9月発売としてヘタすると来年納車。比べると現行N-BOXの納期は半年で、一部タイプやカラーによっては1~2ヵ月で納車できるらしい。
なによりN-BOX、現行は2017年発売なので6年目とさして古びた感じはナシ。なにより先日軽販売で8年連続NO1、トータル販売で再び国内NO1に返り咲いたくらいの実力者。
おととしの登録車ヤリス1位だってヤリスクロスと合算しなければN-BOXを超えてないはず。ってなわけで勇み足気味の新型の進化具合をオーナー目線で勝手に占ってみた。
■新型は薄利多売から脱出!? プラットフォームは現行と一緒か?
N-BOXはなぜ6年目の早めフルモデルチェンジを敢行するのか。予想理由はざっくり2つ、1つは初代も6年目の2017年にフルチェンして成功しているのと、今やN-BOXは国内ホンダの屋台骨で乗用車販売の3割以上を占める。絶対失敗できないので再び急ぎ目戦略に出るのだ。
とはいえ小沢コージには分かっている。新型の開発テーマは表向き商品力アップといいつつ、“裏”には「収益改善」「儲ける体質化」の目的があるだろうことを。具体的には素材費高騰もあり、販売価格を上げつつ、原価低減を図るはずだ。
ご存知売れまくりのN-BOXだが「儲かってない」「赤字体質」の声は根強い。小沢の見立てではこれだけ売れて全面マイナスとは思えないし、計算の仕方、色んな開発費や販促費などを含め赤ってことだと思うが、確かにN-BOXは軽として根本的なクオリティが高すぎる。
小沢が乗ってる2018年式Gホンダセンシングは一番安い138万円のものだが、インテリアクオリティは登録車並みだし、なにより軽とは思えないほど乗り心地、静粛性に優れる。要するに「基本素生」が断然イイのだ。
さらに2代目は先進安全のホンダセンシングも基本全車標準。スズキやダイハツの競合に比べ、価格は絶対的には高めだったりするが中身を考えると高くない。ここには2011年までスズキ、ダイハツどころか日産にまで後塵を拝していたかつての軽負け組ホンダの意地が詰まっている。
ライバルを超えるために初代、2代目まではムリしてお金を賭けて背高スーパーハイト軽を開発したのだ。しかし、3代目からもうちょっとラクしようよ、儲けましょうよってハラに儲違いない。
よって3代目のプラットフォームは2代目のキャリーオーバーになるはず。そもそも初代から2代目に変わる時に最もお金の懸かるプラットフォームを新作したこと自体が異例で、今回こそは2シーズン分使い回す。
それにしても既に2.5m超のホイールベースは2.5m以下のライバルよりスペース効率に優れ、現行Nシリーズがいかに短い鼻先で厳しい衝突要件をクリアしているかがわかる。
コメント
コメントの使い方オートバイビームって何?
ホンダだからバイク絡みの装備か?
別記事のセンターランクレイアウトといい、間違い探しの企画でもあるの?
軽自動車用カーナビを廃止して普通車用カーナビを共用半導体不足で軽自動車用カーナビが手に入らなくても納車できるようにするらしい。
とは言っても地域性ってあるよね。新潟にドライブで言ったらホンダ率の高さにビビった。
確かに、愛知ではN-BOXよりスペーシアが多いかも。と言うか、軽はハスラーが大半で他の軽はそこまで見ないかも…
今度は首位落ちます。本日も客相とケンカ。
生意気な態度のHONDA。怒。原因不明のフェンダー辺り飛び石なのかあちこち錆ひどく。
ここ変えてくれ言っても何も反映しない企業ですね。
とりあえずの改良版なので、たぶんいまいちかと?次期の改良されたの買った方がいいですね。
SUZUKIなど客の反映されたの次回買いたいな。