自動車カタログが縦から横に様変わり! その裏には紙カタログ廃止に向けた動きが見えた

■実際紙カタログは必要なのか

休憩時間にコーヒーでも飲みながら、欲しいクルマのカタログを眺めるのは楽しいものだが、ペラリペラリと紙のカタログをめくる機会はなくなりそうだ(ViDi Studio@AdobeStock)
休憩時間にコーヒーでも飲みながら、欲しいクルマのカタログを眺めるのは楽しいものだが、ペラリペラリと紙のカタログをめくる機会はなくなりそうだ(ViDi Studio@AdobeStock)

 ディーラーでは、営業マンがタブレット端末を使い車両説明する姿も増えている。このような、画面を使った説明に慣れてきた営業マンは、横長のカタログの登場を快く受け入れていようだ。横長の方が画面上でも見やすく、説明もしやすいという。

 対して、商談時に紙カタログを必ず用意するという営業マンには、縦長冊子の方が好まれる。テーブル上でカタログを開いた際に、縦長冊子の方がスペースを取らず、広げやすいというのだ。

 手渡しする際にも、閉じられている範囲が大きい縦長冊子の方が、カタログの姿勢を保ちやすく、ペナペナにならないため扱いやすい。

 ただし、こうした声は一部の販売現場での話。今後、紙カタログが無くなり全て電子化されることを考えると、PCやテレビなどの画面の向きに合わせた、横長デザインのカタログがさらに増えてくることが予想される。

 時代を映すカタログに変化があり、最終的な電子化というゴールに向けて歩き出したのは確実。手に触れられる紙カタログは、今だからこそ、堪能しておくべきだろう。

【画像ギャラリー】カタログをめくりながら妄想する至福の時が奪われる!? カタログの横長化は紙カタログ廃止の布石!!(7枚)画像ギャラリー

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