え、この時代には86万円で新車!? 超お手頃価格で買える新車イッキ見

■トヨタパッソ生産終了へ 買うなら今!?? ダイハツブーンの魅力とは? 

普通車で一番安いトヨタ パッソ。写真はエントリーグレードにLEDヘッドランプやオートエアコンを標準装備した「X“L package”」
普通車で一番安いトヨタ パッソ。写真はエントリーグレードにLEDヘッドランプやオートエアコンを標準装備した「X“L package”」

 国産車の普通車でもっとも安いモデルは、トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(いずれも127万5000円)でした。新車販売価格が安い国産普通車トップ3は次のとおりです。

第1位:トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(127万5000円)
第2位:スズキ スイフト(138万8200円)
第3位:トヨタ ヤリス(147万円)

 国産乗用車では、150万円程度までが安いモデルといえるでしょう。

2021年の一部改良で全グレードにスマートアシストとオートライトを標準装備したパッソ/ブーン
2021年の一部改良で全グレードにスマートアシストとオートライトを標準装備したパッソ/ブーン

 トヨタ パッソ/ダイハツ ブーンは、兄弟関係にある5ナンバーサイズのコンパクトカーです。ダイハツが開発・製造と販売をし、トヨタはOEM販売しています。

 2016年4月から販売を開始した3代目では、ダイハツが開発した「e:Sテクノロジー」を採用。

 ガソリンエンジン登録車トップクラスの燃費性能と手に入れやすい価格を実現しました。

 2018年10月には、よりオシャレなデザインへ変更し、進化した予防安全パッケージを搭載するなどのマイナーチェンジを実施しました。

(編注:2023年4月10日、トヨタはパッソの生産終了を発表した。同年9月までとなる)

 パッソ/ブーンは、もっとも安い127万5000円のモデルであっても運転支援システムが標準装備されています。

 運転支援システムの主な機能は、対車両・対歩行者衝突回避支援ブレーキ機能、対車両・対歩行者衝突警報機能があります。

 また、車線逸脱警報機能、前方と後方の誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームもあります。

 安くても安全機能が充実しているため、手に入れやすく安全なコンパクトカーがほしいのであれば、パッソ/ブーンがおすすめといえるでしょう。

【主要スペック】

・全長×全幅×全高:3650mm×1665mm×1525mm
・エンジン:直列3気筒1.0L
・最高出力:51kW(69ps)/6000rpm
・最大トルク:92Nm(9.4kgm)/4400rpm
・WLTCモード燃費:28.0km/L
・価格:127万5000円(税込)~
※2023年3月末時点のブーンのスペックや価格

■輸入車って高いイメージあるけど…? 一番安いモデルはどれ? 

輸入車で一番安い241万円で販売されているルノー トゥインゴ「インテンスMT」
輸入車で一番安い241万円で販売されているルノー トゥインゴ「インテンスMT」

 輸入車でもっとも安いモデルは、ルノー トゥインゴ(241万円)でした。新車販売価格が安い輸入車トップ3は次のとおりです。

第1位:ルノー トゥインゴ(241万円)
第2位:フォルクスワーゲン ポロ(257万2000円)
第3位:フィアット 500(262万円)

 輸入車では250万円〜300万円程度までが安いモデルといえるでしょう。

 ルノートゥインゴは、扱いやすいボディサイズが特徴のフランスのAセグメントコンパクトカーです。2016年9月から販売を開始した3代目では、RRレイアウトを採用しています。

 2023年3月末時点において241万円で販売されているトゥインゴは、1.0L自然吸気エンジンに5速MTを組み合わせた「インテンスMT」です。

 もっとも安いモデルであっても、プライバシーガラス、16インチアロイホイール、レザー調×ファブリックコンビシート、7インチタッチスクリーン、タイヤ空気圧警報などを装備していることが魅力です。

 扱いやすく手に入れやすい価格のコンパクトな輸入車を探しているのであればトゥインゴがよいでしょう。

【主要スペック】

・全長×全幅×全高:3645mm×1650mm×1545mm
・エンジン:直列3気筒1.0L
・最高出力:48kW(65ps)/5300rpm
・最大トルク:95Nm(9.7kgm)/4000rpm
・WLTCモード燃費:20.7km/L
・価格:241万円(税込)~
※2023年3月末時点のスペックや価格

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