フットブレーキを使いすぎると危険な状況になることも! エンジンブレーキをうまく使いたいけど、どのようにすればよいのか? 今回はクルマをスムーズかつ快適に運転するためのブレーキの使い分けを伝授!! 初心者ドライバーも上級者に仲間入り!?
文/齊藤優太
アイキャッチ写真/tarou230-stock.adobe.com
写真/Adobe Stock、TOYOTA、NISSAN、HONDA、SUBARU、MAZDA、SUZUKI
■MTとATでのエンジンブレーキの仕組みの違い
エンジンブレーキとは、アクセルを戻してエンジンの出力を抑えたときに生じるエンジンの回転抵抗による減速です。
ペダルを踏んで減速するフットブレーキよりも緩やかに減速することができるため、少しずつ速度を落としたいときに使います。
また、エンジンブレーキはギアが低いほど強く効きます。そのため、マニュアル車(MT)を運転するときには、エンジンブレーキによる急減速に注意しましょう。
いっぽう、オートマチック車(AT)は、車がギアを自動で変速します。AT車でエンジンブレーキを効かせたいときも、アクセルを戻すことでエンジンブレーキが効きます。
ただし、AT車の「D」レンジで走行しているときは、エンジンブレーキが弱いことが多いです。そのため、エンジンブレーキとフットブレーキを併用して減速することがほとんどです。
■MT車では調整できるけど…AT車でエンジンブレーキをうまく使うためには?
エンジンブレーキは、緩やかに速度を落としたいときや下り坂などで速度を抑えたいときに使います。
MT車の場合は、ドライバーが自分でギアを選択するため、エンジンブレーキの効き具合を調整することが可能です。
しかし、AT車の「D」レンジで走行しているときは、車が自動でギアを選択するため、エンジンブレーキの効き具合の調整が難しい場合が多いです。
AT車でエンジンブレーキを強く効かせたいときは、「B」や「2」または「1/L」レンジに入れると、「D」レンジのときより強くエンジンブレーキが効きます。
また、パドルシフトやマニュアルモード付きAT車の場合は、ギアを下げる「-(マイナス)」にパドルやシフトを操作すると、エンジンブレーキを効かせることが可能です。
コメント
コメントの使い方今の時代、純エンジン車のMT,ATだけじゃなくHVもいれて解説しないと片手落ちな気がする。HVなら回生のために積極的にフットブレーキ使うべきだとおもう。エンブレかけてもあんまり充電してくれない。
メカロスにエネルギーが使われてしまうのが原因なのかなと思ってます。
体感的にはフットブレーキの方が充電が速い気がしています。
PHEV乗ってる方は尚更エンブレ使うのは勿体ないと言わざるを得ません。
そんなのは車校でも習う常識ですね
例えば、マツダのクリーンディーゼル車。無論ディーゼルターボエンジンですからまともにエンジンブレーキなんて効きません。ディーゼル車ですからガソリン車よりも重い。それでもフットブレーキに不安なく山の下り坂で踏みまくれる。まぁ、度を越したブレーキングすればベーパーロックやフェードを起すだろうけどね。
大体今時の山岳道路に緊急退避路が無いし、有っても既に用をなさない状態に。色々と性能向上しているという事。
こういう記事鵜呑みにして渋滞が増えるんだな
チャットCHATの言う通りですよ。
初心者なら教授所で習ってる事だし
運転してれば、こんな記事バカじゃね?とか思えない。
下り坂のシフトダウンはマニュアルでもオートマでも普通にやって事。
こんな記事を公開や頭が硬すぎて偏見が多く見られる記者さんをおいてる
編集部が変わればまともに読む人は戻ってくると思うんですけどね