■LMのルーツ!? アル/ヴェル「ロイヤルラウンジ」
続いて紹介するのは、レクサスLMのルーツと言えるアルファード/ヴェルファイアに設定されたモデリスタコンプリートモデルの“ロイヤルラウンジ”だ。
2008年7月、トヨタのワークスブランドであるモデリルスタは、2代目アルファード/ヴェルファイアにコンプリートカーとして4人乗り仕様の“ロイヤルラウンジ”と“ロイヤルラウンジLE(ラグジュアリーエディション)”を設定した。
ロイヤルラウンジは、多忙な日々を送るエグゼクティブのために、上質なリビングルーム感覚で、ここから安らぐプライベート空間を提供する。
ゆったりとしたスペースを確保した2人用のリアシートは、フルリクライニングと足元を快適に支えるパワーオットマン、読書灯をビルトインしたシートバックシェルを採用。
さらに、ロイヤルラウンジLEは、ラグジュアリーな雰囲気を高める冷蔵庫内蔵のエクストラキャビネットを装備。フットイルミネーションの柔らかな光が足元を優しく照らし、移動の時間をさらに快適に演出する。
ロイヤルラウンジ、ロイヤルラウンジLEともに3.5Lエンジン搭載車に設定され、新車時価格は715万~792万9000円だった。現在、旧型アルファードの中古車は約5台流通していて、約148万~約295万円。一方のヴェルファイアの中古車は流通していない。
2015年1月に登場した現行アルファード/ヴェルファイアに、同年10月モデリスタはコンプリートカーのロイヤルラウンジとロイヤルラウンジSPを設定している。
ロイヤルラウンジのリアキャビンの2席の“専用VIPシート”は、ファーストクラスのシートのように背中から頭部までを包み込むようなハイバックチェアを採用すると共に、エア圧によって作動する“リラクゼーションシステム”も採用。
また“24インチ液晶ディスプレイ”と“JBLプレミアムサウンドシステム”に加え、リラクゼーションシステムやテレビなどのいろいろな快適装備を直感的に操作できる“集中コントロールタッチパネル”を装備。また冷蔵庫やマガジンラックを装備する“エクストラキャビネット”を設置している。
さらに、さらにプライベートな空間を追及した“Royal Lounge SP”にはエグゼクティブオーナー層を意識しフロント席とリアキャビンを仕切る“フルパーテーション”も標準装備している。
現行型では3.5Lガソリンエンジンに加えて、ハイブリッド車も設定し、新車時価格は1387万8929円~1546万691円と一気に価格が上昇した。現在中古車は、アルファードは約7台流通していて、約673万~約1999万円。一方、ヴェルファイアは約4台流通していて、約839.8万~約1299万円となっている。
ショーファードリブンという設定のため、前ユーザーが法人という可能性が高い。そうであれば、走行距離が延びていてもメンテンスはバッチリなので心配ない。また、多くの電装品があるので、購入時にはキチンと作動するかを確認するのはマストだ。
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