何でなくなるの? スポーツセダンの雄=トヨタ・カムリの新車を買うなら今でしょ!
2023年12月下旬の生産終了が決定したトヨタのカムリ。
1980年1月にセリカの4ドアセダンとして発売を開始して以降、世界各国で販売され人気を博し、2022年もグローバル販売台数は約60万台を達成している。
しかしながら、2022年の国内販売実績は6000台弱と低調なセールスに終始したことも生産終了に起因しているのではないだろうか。
そんなカムリの現行モデルは、TNGAに基づくエンジンとプラットフォームの一新を受けて、2017年7月にデビュー。その最たる特長となるのが卓越したハンドリング性能がもたらす意のままの走り、クラストップレベルの燃費性能、上質な乗り味といったところだが、それ以上に見逃せないのは磨き抜かれた美しいスタイリングにある。
TNGAに基づいてデザインされたエクステリアはエンジンと乗員レイアウトを下げて低重心シルエットを実現。フロント周りも、スリムなアッパーグリルと立体的なロワグリルを対比させて低重心かつワイドなスタンスをいっそう際立たせている。
メリハリのある面使いとシャープなボディラインで構成されたサイドビューやショルダーを張り出させて安定感を演出したリアビューもアッパーミドルセダンたる存在感をアピールしている。
2018年8月にはショックアブソーバーのロッドガイドブッシュ、ピストンバンド、オイルを専用開発したスポーティグレードのWSを追加。ただでさえ乗り心地に優れるカムリのサスペンションにライントレース性向上という要素が加わったことで応答性の高い操舵フィーリングとフラットな走りを実現した。
しかし、次期モデルが登場する予定もないカムリなだけに、新車を買うなら今しかない、ということも最後に付け加えておきたい。
ここでは、走りが良いことに加えて“多くの荷物が載せられる”、“室内空間が広い”、“乗り心地が良い”というクルマをピックアップしたが、その他にも二刀流となる要素は多分に存在する。
パフォーマンスアップが著しい昨今のクルマにおいて走りが良いのはもはや当たり前になりつつあるので、自分なりに二刀流のもうひとつの要素となるストロングポイントを見つけてみてはいかがだろうか?
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コメント
コメントの使い方レヴォーグの人気が不動なのは、使い勝手とスタイルを両立しているから。
先代とWBなど諸元や足味付けや2.0Tが消えたこと等により走り面ではかなり違いがあるので、できれば両車乗って好みな方を選んで欲しいです。
正直、実際に使うとセダンでも十分な荷室容量があって量を運ぶのには困らないのですが、ワゴンは重い物の積み下ろしや嵩張る物を分解しなくていい楽さで、手放せません。